看護学部

Faculty of Nursing

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看護学部ニュース詳細

更新日:2023年01月31日

授業紹介

【看護学部】1年生(A-1クラス)が課題解決ワークショップ実践と成果発表を行いました

 1年生の「課題解決ワークショップ」は、グループでの課題解決型学修を通してグループワークに必要な基本的コミュニケーションや討論、プレゼンテーションの能力を身につける科目で、本学のリーダーシップ教育の一つに位置付けられています。ワークショップ実践ではグループでテーマに沿って調査・分析を行い課題の内容を把握し、解決策を検討します。


 

ピア評価(学生の投票)で最優秀賞だった     
キュアレモネードチームのプレゼンテーションの様子です

 

 A-1クラスでは「共立女子大学看護学部の1年生がより健康的な生活を送るには」というテーマで、6回にわたってグループに分かれてワークショップを実施しました。まず、KJ法を用いて課題を分析し、グループごとに取り組む課題の選定を行いました。各グループの課題は、食事、運動、睡眠といった基本的な日常生活行動に関することからアルバイトと学業の両立、ストレスなど多岐にわたっていました。インターネットや文献で課題に関する一般的な知見を調べた上で、前期に学修したGoogleフォームを用いて課題に関するクラスの現状を調査し、具体的な解決策を検討しました。

 ワークショップ実践の最終回1月11日にはパワーポイントやGoogleスライドを用いて一連の内容を発表しました。どのグループも見やすいスライドや説得力のある発表を意識し、とてもわかりやすい発表内容でした。学生同士のピア評価では「健康への影響などがしっかり調べられていた」「クラスのアンケート結果を一般の人たちのものと比較しており説得力があった」「解決策は自分も取り入れたいと思う内容だった」「スライドの文字の大きさや配色が見やすかった」「説明が端的でわかりやすかった」といった意見が聞かれ、他のグループの発表からも優れた点を学ぶ機会となりました。

 さらに本科目を通して学んだ事として、「自分では思いつかないような他者の意見に触れることで自分の価値観を広げることにつながる」「相手の意見を聞く力と自分の意見を伝えられる力が大切だと思う」「グループ全員がコミュニケーションを積極的に行い、意見を尊重しお互いを理解しあうことが大切である」などの言葉が聞かれ、今後グループで行う演習や実習につながる貴重な学びとなりました。

                                                (課題解決ワークショップ担当者)