看護学部

Faculty of Nursing

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更新日:2022年12月06日

授業紹介

【看護学部】4年生の卒業研究発表会を開催しました(2022年11月12日開催)

 看護学部4年生が、約9か月かけて取り組んできた卒業研究の成果を「卒業研究発表会」で発表しました。4年生は緊張しながらも、自分の研究を堂々と発表し、質疑応答にも立派に対応をしていました。このような4年生の姿を見て、発表会に参加した3年生は、来年度に自分が取り組む研究に対してイメージを膨らませるなど、大いに刺激を受けていました。


 看護学部では、4年生は領域ごとのゼミにわかれて、各自が関心のあるテーマを設定して、文献検討、アンケート調査、インタビュー調査、実験などを行い、卒業論文にまとめます。その成果については、ここ2年は、新型コロナウイルス感染症の感染予防の観点から、会場の参加者を4年生と教員に限定して口頭発表を行っていましたが、今年は3年ぶりに、3年生に対して、直接会場に来場する方法とオンラインによる方法の両方を解禁して実施しました。

 

<発表の様子>

 発表会の最後には、全員が同じ会場に集合して北川学部長の講評を受けました。学部長からは、まず、研究の一連の過程を通じて、研究のルールやマナーが身についていることに対する賞賛と取り組みに対する労いのコメントがありました。また、本科目の履修によって修得することが期待されている、ディプロマポリシーの「研究能力、自己研鑽能力」と「チームワーク、リーダーシップ」の2つの能力が身につきつつあることと合わせて、今後より深く研究取り組みたいという場合には、いつでも本学の大学院に戻ってきてほしいということも話されました。

<学部長からの講評の様子>
<学部長の講評の際の4年生の様子>

  4年生は、とても緊張したと言いながらも、全員、堂々と発表し、質疑応答も立派に対応していました。会場で参加した3年生からは、「1つのことに長い時間をかけて考え、分析する機会はなかなかないと思うので先輩方の考え抜かれた発表は、どのテーマも興味深かったです。」「来年は卒業研究に取り組みますが、実習の中での問題や日常生活で自分の興味があることからテーマを考えていくなど、どのようなことを題材にすればよいかのヒントになりました。」などと感想が聞かれました。また、「直接参加して良かった!」「4年生になった時に先輩のように発表できるように頑張りたいです。」と4年生の姿に大いに刺激を受けたようでした。

   今年の卒業研究発表会は、少しずつですが、コロナ禍前の発表のスタイルに近づいた方法で実施でき、4年生はとても晴れやかな気持ちで終了することができたのではないかと思われました。