看護学部

Faculty of Nursing

ニュース一覧へ戻る

看護学部ニュース詳細

更新日:2022年06月29日

授業紹介

【看護学部】2年生が静脈血採血の技術を演習で学びました

   医療支援技術論Ⅱにおける技術演習が始まりました。

 

この科目は、診療の補助技術を学びます。第1回目の演習は静脈血採血の技術です。
 
臨床で使用している採血針や採血管を用いてモデル人形に穿刺し、模擬血液を採取しました。

 看護学部2年生は2クラスに分かれて、静脈血採血の演習を実施しました。授業は、安全に採血を実施するために4段階のスモールステップで

構成され、動画を視聴しながら実施します(写真1)

                               (写真1)

 

 第1段階は、学生同士で採血に適した血管の選択です(写真2.3)。

 

 

 

              

            (写真2)                             (写真3)

 

 

                

 第2段階は、採血針等初めて触る医療器具の取り扱い(写真4)と、正確に模擬血管に穿刺することです。

                                (写真4)

 

 第3段階は教員によるデモンストレーション(写真5)後、第1.2段階で学んだ技術を活用して、準備から採血、片付けまでの一連の流れを看護師と患者役を通して確認します(写真6)。

              (写真5)                             (写真6)

 手技が確認できたら、第4段階では患者や採血の指示を確認(写真7)してから、モデル人形の模擬血管に穿刺し模擬血液を採取する(写真8)ことが目標です。

             (写真7)                               (写真8)

 

 学生は、初めて取り扱う医療器具に緊張しながらも、看護師役を通して安全に採血を行う難しさ、患者役を通して不安や怖さの体感や看護師役の声かけで安心できた等、実施したことで気づけた学びがたくさんありました。2年生は、これから診療の補助に関わる専門的な看護技術を学習していきます。                                                

                                                       (基礎看護学領域)