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Department of Language and Literature

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更新日:2022年10月31日

展示・講演会

【短大・文科】地域連携プロジェクト「香木の香りを聞く」を文科の学生が共催しました

共立女子大学・共立女子短期大学と株式会社松栄堂(本社 京都府京都市)は、産学連携に関する連携協定を2021年3月に締結しました。


それを受け、2022年度共立女子大学・共立女子短期大学 地域連携プロジェクト「日本の香文化共生プロジェクト」のテーマのもと、家政学部 被服学科・文芸学部・生活科学科・文科の合同授業として、10月8日(土)にお香の製造販売をする(株)松栄堂 本社(京都)より畑 正高社長にご来訪いただき、「香木の香りを聞く」をテーマに講演会とワークショップを開催しました。



講演会・ワークショップ:「香木の香りを聞く」 

期間:2022年10月8(土)

概要:講演会:(株)松栄堂社長 畑正高先生による香木や香道に関する講話と香炉の使い方の実演。

   ワークショップ:学部・科を越えてのグループワーク。(株)松栄堂よりお持ちいただいたお線香や香木の香りを楽しみ、

                                 それらの香りを言葉で表現。

場所:2号館702室

学生:「文学とことばのセミナー」「文学とことばの卒業セミナー」(ともに咲本クラス)の履修者


           事前打ち合わせの様子                           文科2年生が受付を担当


グループワークで香りの言語化に挑戦


                      電池式香炉に香木を置く様子                                                      聞香の様子


<学生の声>

・香りを聞いてみんなの感想が共感するところと、分からないところがあって香りは実際の香りというよりも、自分の経験から感じる印象や雰囲気と結びつけて楽しむものなのかなと思いました。

・人工的につくられたお線香と香木とでは香木の方が大変香りが強く、くせのある香りで、お線香の時よりもディスカッションの内容が深くできたということは発見でした。

・線香や香木によっての楽しみ方や、たき方が身についた。香りだけではなく、煙を見ているのも楽しかったです。

・「お香」と聞くと線香のようなスティックタイプのものを思いうかべるが、スティックタイプのものだけではなく、香炉で香るタイプと色々な種類があったことに関心を持ちました。

 ・同じお香でも一つ一つそれぞれの個体差があり、香りの強さで雰囲気がそれぞれ違うと感じた



プロジェクト概要

プロジェクト名:香文化共生プロジェクト
代表教員   :文科          咲本英恵専任講師
共同(構成員):家政学部被服学科 田中淑江教授

                         文芸学部              岡田ひろみ教授

                         生活科学科           渡辺明日香教授
学生     :家政学部被服学科、文芸学部、生活科学科、文科、その他学生・院生有志


連携協力   :香老舗 松栄堂


プロジェクト要旨

• 専門分野を異にする学生達の多角的視点や協働によって、日本の伝統文化である香文化に新たな価値を見出し、香りの伝統文化との「共生」のありかたを提案する。

• 日本古典⽂学の学びや、長い歴史のなかで香文化を育んだ京都の企業との連携によって、⽇本の伝統⽂化としての香文化を知り、多様な価値観や広い視野、精神的豊かさを⾝につける。

 • 学生の主体性や協働する力、リーダーシップを高めることを目指す。



共立女子短期大学 文科:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/junior_college/bunka/

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