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更新日:2026年02月20日

その他

【開催報告】2025年度共立リーダーシップGPシンポジウムを開催しました

2025年度共立リーダーシップGPシンポジウムを開催しました

 テーマ:多様な実践が育む共立リーダーシップのかたち

 ~教職員一人ひとりの挑戦から広がる学び~

 

 2026年2月18日(水)、共立講堂にて2025年度共立リーダーシップGPシンポジウムを開催しました。

 本学では、「他者と協働して目標達成を目指す力」を“共立リーダーシップⓇ”と位置づけ、授業だけでなく課外活動や学生生活のさまざまな場面を通して、その育成に取り組んでいます。本シンポジウムは、その実践成果を広く共有し、これからの時代に求められるリーダーシップのあり方を学内外とともに考える場として実施しました。

 

 当日は全教職員対象の研修(FD/SD研修※)も兼ねて開催され教職員を中心に、企業関係者や保護者、学生など多くのみなさまに参加いただきました。

 

【プログラム詳細】

1.開会挨拶

 開会にあたり、佐藤 雄一 学長は、1886年の創立から140周年を迎える本学の歴史を振り返り、建学の精神「女性の自立と自活」と、他者と協働する「共立リーダーシップ®」の深い親和性を強調しました。変化が激しく多様な価値観が交錯する現代社会において、専門知識を最大限に活用し課題を解決するためには、他者との協働が不可欠であることを説き、リーダーシップ教育の重要性を改めて提示しました。一部の学生に留まらず、全学生を対象としたリーダーシップ教育を教職員が一体となって実践している本学の希少性と、これまでの確かな実績を共有しました。

また、中長期計画「ビジョン2032」に掲げる「誰もがリーダーシップを実感できる大学」の実現に向け、卒業後も社会の様々な分野で役割を果たせる人材を輩出し続ける決意を表明しました。最後に、本シンポジウムが今年度の学びを振り返り、共立リーダーシップが次のステップへと進むための、未来につなげる貴重な機会となることへの期待を述べました。

 

2.基調講演

 基調講演には、企業経営およびリーダーシップ教育の第一線で活躍するお二人をお招きしました。
 ビジネスの最前線とリーダーシップ教育の第一人者の視点から、社会が求める人財像と本学の教育指針がいかに深く親和しているかについてご講演いただきました。

 

「リーダーシップを磨き続ける~未来を担う人財のリーダーシップ~」

坪井 純子 氏(キリンホールディングス株式会社 取締役副社長)

 

「リーダーシップを求める人と求められる人」

日向野 幹也 氏(一般社団法人日本リーダーシップ開発ネットワーク 代表理事)

 

3.共立リーダーシップGP(Good Practice)
 今年度採択された32件の取組みから4つの実践が紹介されました。

  (1)「伝統文化企画におけるリーダーシップ開発
     学生支援課 学生生活支援グループ 城島 瑞貴 氏

 (2)「共立リーダーシップ力で脳疾患を患う高齢者に癒やしを提供する~音楽とデザートの提供による自律神経改善と食欲増進~
     家政学部食物栄養学科 深津 佳世子 教授

 (3)「現代社会の諸課題での共立リーダーシップの改善と実践
     ビジネス学部 野沢 誠治 教授

 (4)「専門家との協働によるアート指向ファッション教育の推進
     家政学部被服学科 古川 貴雄 教授

 いずれの報告も、専門性の深化と同時に「共立リーダーシップ」を育む教育のかたちを示す内容となりました。


4.パネルディスカッション

 テーマ「組織の多様な一人ひとりがはじめる一歩とは」

 パネルディスカッションでは、

 坪井 純子 氏
 日向野 幹也 氏
 嶋田 剛 氏(桃山学院大学 大学企画担当部長 兼 理系学部設置推進)
 湯浅 且敏 准教授(共立女子大学・共立女子短期大学)

 の4名が登壇し、立場や専門領域の異なる視点から議論が展開されました。 

 

 当日は企業、専門家、他大学、そして本学の視点を交え、教職員一人ひとりの挑戦がどのように学生の学びに波及し、組織全体の力へとつながっていくのか議論されました。多様な実践をリーダシップ教育の観点で言語化することや、失敗を恐れずに楽しむ仕掛けを作ることの重要性が語られ、本学がリーダーシップ教育の先端を走り続けるための具体的な支援のあり方が再確認されました。


当日のプログラムの様子

 

今後も本学は、「リーダーシップの共立」の理念のもと、教職員の挑戦を支えながら実践の質を高め、その成果を学内外へ発信することで、社会に開かれたリーダーシップ教育の推進に取り組んでまいります。

また、2025年度に採択された取組みについてまとめた公開サイトを開設しています。
学内外の皆様に広くご覧いただける内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

▶サイトはこちら

 

※FD=Faculty Development(ファカルティ・ディベロップメント)、教員を対象にしたより良い授業にするための研修
※SD=Staff Development(スタッフ・ディベロップメント)、職員を対象にしたスキルアップのための研修