日本で初めての「文芸学部」として創設されて以来、2023年度で70年を迎えます。その歴史を受け継ぎつつも、時代の変化を取り入れて、「言語・文学」「芸術」「文化」「メディア」4つの切り口から、文芸学について広く深く学ぶことができます。
メジャー・サブメジャープログラムは領域と専修をこえた、自由な学びのあり方をしめします。1 学部1 学科制の文芸学部では、領域・専修間を行き来する自由度も高いので、既存の枠組みにとらわれず、自由な発想で研究テーマを掘り下げることができます。
レイトスペシャライゼーション(Late Specialization)という制度を設けています。入学前に「文学や芸術について学びたい」と考えてはいるものの、「文学や芸術のうちどのような専門を学びたいかはまだ決まっていない」という方も多いと思います。共立女子大学・文芸学部ではレイトスペシャライゼーションという制度により、入学後に基礎科目を学びながら自分の学びたい専門を決めていくことができます。
学生と教員の協働による学部紹介パンフレットの制作、合同観劇会、十二単の着装の見学、研究旅行、ファッション誌・文芸誌の制作、アニメーション制作、学外から著名人を招いて行う講演会・研究会など、教員と学生が語り合い実践する場が沢山あります。
日本語・日本文学専修では、日本語と日本語によって書かれた歌、物語、小説などを学びます。作品の文化的背景を理解するために、現地探訪などを行ないます。
英語・英語圏文学専修では、学生が自分の卒業論文の内容を表現するために趣向を凝らしたポスターを作成し、卒業論文報告会を開催します。
フランス語フランス文学専修では、フランス語で書かれた文章を日本語に翻訳し、翻訳した作品を卒業制作作品としてつくりあげることができます。
劇芸術専修では、内外演劇作品・映像作品についての知識・考え方を習得できます。
美術史専修では、美術作品をよく観察すること、その作品を調べること、そして自分なりの視点で相手に解説すること、これらをポイントとして、各自研究発表(プレゼンテーション)を行います。
文化専修では、文学、アート、音楽、歴史、思想といった、文化のさまざまな形を、地域・時代の枠組みを超えた視点で学びます。
文芸メディア専修では、CG、WEB、DTP、DTM・オーディオ、プログラミングなど、情報化社会で役立つスキルを学べる科目がそろっています。情報分析やメディアコンテンツの企画・発信に必要な力を身につけることができます。
時代・社会・文化等の背景を踏まえながら
言葉と文学を学ぶ
日本語及び日本文学の特質を、文科的な背景を踏まえながら体系的、歴史的に学ぶ
英語及び英語で書かれた文学作品を理解し、英語圏の文化を深く学ぶ
フランス、そしてフランスとフランス語圏の文化のあらゆるものを学ぶ
芸術的表現の本質と歴史を学び鑑賞する力
自ら語り伝える力を養う
身近な文化事象から歴史・思想まで
広く深く学ぶことができる
社会・文化・情報の脈略のなかで
メディアを分析し、今後を見据える