更新日:2024年04月03日
教学マネジメント
「第3回教学マネジメントに関するSD研修会ー新体制でのマネジメントとリーダーシップー」を開催いたしました。
教育機関である大学を取り巻く社会環境は近年ますます厳しくなっており、学長を中心とする適切かつ的確な教学マネジメントの重要性が各方面から指摘されています。これまで本学は、学長体制の強化等のガバナンス改革によって教学マネジメントの効率化を進めてきました。
教育のさらなる質向上のためには、学長を支える幹部教職員や組織自体の教学マネジメント能力を高め、全学一体となって改善・改革を推進していくことが重要です。
2023年9月に続く第3回目となる今回の研修会は、学長執行部や各学位プログラム執行部が2024年4月から新体制になることに伴い、「新体制でのマネジメントとリーダーシップ」をテーマに開催いたしました。
前回に引き続き、本学の外部評価委員長である北陸大学 経済経営学部教授 山本啓一氏をお招きし、レクチャーやチームビルデングアクティビティ、ワークショップ(リーダーシップ編・マネジメント編)を通して、新体制のトップ・ミドルマネージャーで協働して教育の質向上を図る意識の醸成及び関係性の構築を行いました。また本学が掲げる「共立リーダーシップ」が発揮される組織体制のあり方や、全学あるいは各学位プログラムにおける教学マネジメントの成果や課題から、教学マネジメントのあり方を考えました。
参加者からは、「他学部のミドルマネジメントを担当されている先生方とお話ができて、目標を共有する仲間ができて心強かった。」や「『やりたいこと』を否定するのではなく、達成するための方法を一緒に考え・実行していく(前向きな)環境づくりに取り組んでいく。」という感想・意見がありました。トップ・ミドルマネージャーの教職員が組織を越えたコミュニケーションの中で、確かな気づきと学びが得られた有意義な研修会となりました。
これからも社会から選ばれ続ける大学・短期大学であるために、本学では今後も継続して組織的・体系的なSD・FD研修会等を行い、教学マネジメントを推進してまいります。