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【学長メッセージ】「新しい生活様式」の実践へ自覚ある行動を

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重要なお知らせ

更新日:2020年07月13日

重要なお知らせ

【学長メッセージ】「新しい生活様式」の実践へ自覚ある行動を

2020年7月10日

共立女子大学・共立女子短期大学学長

川久保清

 

「新しい生活様式」の実践へ自覚ある行動を

 

 いまだ新型コロナウイルス感染症拡大の終息の兆しは見えず、ついに東京都では200人を超える感染者が報告されました。

 学生の皆さんにここで強くお願いしたいのは、自分が罹患しないように感染防御し、自分が他者にうつさないように感染拡大防止に配慮した行動をとることです。

 今、東京都では若い世代の感染の増加が指摘されています。若い人でも重篤化する場合もありますし、何より無症状のまま感染を拡大させてしまうことが懸念されています。自分自身の健康のため、そして社会全体のことを考え、本学学生として自覚ある行動をとることに努めてください。

 

以下の「新しい生活様式」の実践に向けた自覚ある行動について再度確認下さい。

 

1.学内の行動について

 (1) 対面授業などで学校に来る必要がある場合は、毎朝、自身の体調を管理し、体温が平熱であることを確認してください。

 (2) 玄関ロビーに非接触型体温計を設置しておりますので、体温測定をしていない場合には必ず測定して平熱であることを確認してください。

 (3) 入構する際には玄関で必ず手指のアルコール消毒をおこなってください。

 (4) 新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染によって感染しますので、マスクの着用と手指のアルコール消毒・石鹸による手洗いを励行してください。

 (5) 飛沫が周囲に飛ばないように対面でのおしゃべりを避け、食事をするときも対面を避けるようにしてください。

 (6) 学内で、体調不良を感じたら、直ちに保健室に連絡し指示にしたがってください。

 (7) 不要不急の来校は厳に慎んでください。

 

2.サークル活動について

 サークル活動については別途お知らせします。

 

3.放課後の行動について

 (1) 学校の用事が終わったら、なるべく早く帰りましょう。

 (2) なかなか会うことにできない友達と会って一緒に楽しく過ごしたい気持ちはわかりますが、友人間でも「三密」(密閉空間・密集場所・密接場面)を避け、飛沫感染・接触感染に対する防止行動を徹底してください。

 (3) 休業要請が解除されているとはいえ、居酒屋やカラオケボックスなど「三密」になりやすい場所に行くことは当面、自粛してください。

 

4.アルバイトについて

 学外でのアルバイトについては、禁止をするものではありませんが、「三密」になりやすい場所でのアルバイトは極力避けてください。

 5月におこなった学生対象のアンケートでは約6割の学生が日常的にアルバイトをしていたと回答していましたが、そのうち85%が4、5月のアルバイト収入が減少したと回答していました。アルバイトを禁止する訳ではありませんが、皆さんがもしアルバイト先で感染した場合には、あなた自身の健康だけでなく、家族や友人、学校関係者にも多大な影響を与えることを考え、本学学生として自覚ある行動をとってください。

 

5.最後に

 8月8日の前期授業終了日のあと本学は夏期休業期間に入り、私たち教職員からのアプローチが少なくなります。その間、皆さんは自らを律して、「新しい生活様式」での生活行動が求められます。それには強い自制心が必要ですが、皆さんには自己を律する力とともに、他者を思いやる気持ちもそなわっていると信じています。

 私たち一人ひとりに今、本学の建学の精神である「誠実・勤勉・友愛」という徳目が試されているのではないでしょうか。感染症の脅威はいずれ終息しますが、それがいつかになるのか今は言えません。それまで私たち教職員とともに、新型コロナウイルスに辛抱強く、そして理性的に対応していきましょう。