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桂由美氏（ブライダルファッションデザイナー。本学家政学部被服学科第一期卒業生／共立女子大学・共立女子短期大学 客員教授・同窓会会長）が、享年94歳で逝去されました。

桂由美氏は、共立女子高等学校、そして1953年に共立女子大学をご卒業後、フランス・パリに留学され、ブライダルファッションデザイナーの第一人者としてご活躍されました。

ご卒業後も本学とは深いご縁を続けてくださっていました。

毎年10月の学園祭では、20年以上にわたり、桂由美氏のウェディングドレスを本学学生が身に纏う「ブライダルファッションショー」を開催していました。

ドレスへの思い、新しいモノを生み出す力には、本学学生も皆とても影響を受けました。

2021年からは、客員教授として後進の指導にあたってくださり、家政学部被服学科での特別講義では、学生は目を輝かせて社会で活躍される同窓の先輩の声を聞き、多くの刺激を受けました。

また、「桂由美給付奨学金」を通して本学の教育活動を支えていただきました。

ご生前に賜りました本学への多大なご貢献に深く感謝いたしますとともに、謹んで哀悼の意を表し、安らかな眠りにつかれますよう心からお祈り申し上げます。

共立女子大学・共立女子短期大学
学長　堀　啓二