更新日:2016年04月12日
その他
【共立女子大学コレクション】主な収蔵品
江戸時代 丈147.0cm 裄62.8cm
縮緬地の打掛、舞楽装束の模様にも見られる青海波が鹿の子絞りで表現され、藤や菊・菖蒲の模様が刺繍と染めで表されている。
1925年頃 イタリア
「デルフォス」細かいプリーツのドレス、ヴェネチアの魔術師と呼ばれたフォルチュニーの代表作「デルフォス」さざ波のように流れるプリーツは、上質の薄い絹地に独特の方法で加工したもので、今日の技術でも再現は不可能だといわれています。
明治39年
この大礼服は新年の朝賀の際に着用し、製作者は大島万吉、刺繍は池田祐三郎といわれている。トレーンは萌黄色天鵞絨地長さ3メートル30センチ。幅90センチ両肩より裾にかけて、菊花が日本刺繍で施され、肩より蕾・小輪・中輪・大輪と数種の菊花の一生がすべて違う形状でデザインされその日本刺繍の技術と色調は見事なものです。
江戸時代 18世紀 縦28cm 横16cm 高さ26cm
物見遊山、観劇、酒宴に携帯する飲食器で中国語で行廚といい、桃山時代ころから盛んに使用された。料理をいれる重箱、銘々皿、小盆の食器、徳利などの酒器などを台枠に機能的な構造でつくられている。それは持ち運びに便利であった。主として木製漆塗りで豪華なものは蒔絵で装飾する。本品も四季の風景に花鳥獣を蒔絵で描いてあります。
ティファニー商会の繁栄を導いたL.C.ティファニーの代表作のひとつ。白銀色に輝く上部と、まるで墨流しのような赤の虹色の輝きが、見る者を東洋的な幻想へと誘います。
1886年(明治19年) 198cm×180cm
キルトの中央に作者のイニシャルR.M.と1886のステッチがあり、制作年がわかる数少ないキルトのひとつである。制作年1886年は共立女子大学が創設された年でもある。ピースの数は487点、その内リボンが145点で同じものはほとんど使用されていません。