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更新日:2018年10月31日

【国際学部】学生広報委員による取材記事(9)「日本人にもっとメキシコ料理を知ってほしくて」

小川真優 渡邊七瀬(3年)

1、最初に

 私たちは原宿にあるモダンメキシコ料理屋のLAS DOS CARASさんに取材に行きました。そこでメキシコ料理について色々と教えてもらいました。



2、LAS DOS CARAS について

 原宿の裏路地に入っていくと多くのお店が入っている建物があり、その中の一つがLAS DOS CARASさんです。原宿駅から徒歩1分程の所にありました。


 私がメキシコ料理について取材したいと思った理由は、カナダに留学したことがきっかけでした。現地でメキシコ人の友達ができたことで、メキシコ料理を作ってもらったり、新たな知識を得るよい機会になりました。私が普段耳にしたり食べたりしていた料理の中には、実はメキシコ由来だったものもあり、料理を中心に異文化に触れることは大変興味深かったです。そこで日本でもメキシコ料理を広く知ってもらいたいと考え、今回メキシコ料理屋さんに取材に行くことにしました。

 まず、なぜ日本にメキシコ料理屋を出したのかを質問しました。お店の方の回答は、日本にはまだメキシコ料理が浸透しておらず、モダンメキシコ料理を食べられるお店がなかったので、人々がカジュアルに食事できるよう、本場の味を活かしつつ、日本人に合うようにして広めていきたいと考えたそうです。今では、代官山などにもモダンメキシコ料理屋さんがあります。この「モダンメキシコ」というのは、必須素材のトウモロコシや特有のサボテンを使い、メキシコ料理のエッセンスと斬新なアイデア、地元産の食材をデリケートに組み合わせているものです。



3、お料理について

 皆さんが知っているメキシコ料理は何ですか?タコスやナチョスもそうですが、チュロスやシーザーサラダもメキシコから生まれたものなのです。ある説によれば、シーザーサラダはシーザーホテルで作られたということから、このような名前になったそうです。そして今日では、メキシコ料理といっても、アメリカ寄りのものが多いそうです。


このお店の人気ナンバーワンは…

                          

4種類のタコスが入っている、その名も「タコス・オールスター」です。                        

パクチー、野菜、お肉、唐辛子、そしてサボテンが具材に入っています。メキシコではサボテンは食用としてサラダの上にのせて食べるなどして親しまれているそうです。サボテンを食べてみると、臭みもとげもなく美味しかったです。メキシコでサボテンは、水煮として缶詰で販売されている以外でも取り扱いがあり、身近な食材とのことです。私はタコスとトルティーヤの区別があまり理解できていませんでしたのでお店の方にお聞きしたところ、トルティーヤは円盤型の生地の事を指していて、トウモロコシと小麦の二種類のトルティーヤがあるとのことです。



続いてはデザートです。

 

これはメキシコ定番のデザート「ココナッツ トレス・レチェス」といって、ココナッツの効いた甘く柔らかいケーキです。上の部分にかけられている焦がしキャラメルと相性抜群でした。このほかにもデザートやメインの料理は多くあります。



4、内装

 内装は、現地メキシコで買ってきたものが多く装飾されていました。



右の写真はメキシコのプロレス選手の写真です。ここのお店の名前もプロレス選手の名前からとったことから、壁に多くのプロレス選手の写真が飾られていました。左の写真ようにカラフルな可愛いものも飾られていました。お店ではメキシコ音楽が流れていて雰囲気が落ち着いていて良かったです。

 この写真に写っている台は、お客さんの席に運び、目の前でソースを作るものです。




5、最後に

 LAS DOS CARASさん、お忙しい中取材を受けてくださりありがとうございました。料理はもちろん、お店の中の雰囲気も楽しむことができました。今回の取材では、メキシコ料理について多くを学びました。特に、サボテンを食べることに私たちは衝撃を受けました。この記事を見てくださった方は、ここで紹介した知識を頭に入れていただき、実際にお店に足を運んでメキシコ料理を楽しんでいただければ幸栄です。