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家政学部 食物栄養学科ニュース詳細

更新日:2021年06月23日

研究紹介

【家政学部 食物栄養学科】世界初 “麹チーズ” の開発

 本学は、農林水産省「革新的技術開発・緊急展開事業」産官学共同研究プロジェクト“独自発酵技術による日本オリジナル・ナチュラルチーズの開発”(平成30年4月~令和3年3月)に参画してきました。その研究成果による新商品が、本年5月21日(金)に(一財)蔵王酪農センターより新発売されましたので、その研究概要をご報告いたします。

 

1.研究開発プロジェクト“日本オリジナルチーズ開発コンソーシアム”メンバー

<産>(一財)蔵王酪農センター・(株)樋口松之助商店・八海醸造(株)

<官>(独)農業・食品産業技術総合研究機構

<学>共立女子大学・日本獣医生命科学大学・山梨大学

 

2.研究概要

海外からの輸入品との差別化が難しいナチュラルチーズの分野で、日本独自の醸造技術である“麹”による発酵・熟成技術を応用し、日本オリジナルのソフト系チーズを開発することを目標としました。ソフト系チーズの製造に適した“麹”を育種・選抜するとともに、麹チーズの個性発現のための化学的分析、および発酵・熟成調節等の技術開発が主な研究課題でした。本技術は、日欧経済連携協定(EPA)や環太平洋経済連携協定(TPP)等の国際貿易環境の変化に対応するために、日本独自のチーズ製造技術として国内チーズ生産者に広く普及させて行く予定です。

 

3.問合せ先: 共立女子大学家政学部食物栄養学科 教授 川上 浩

(Tel&Fax: 03-3237-1308; Email: hkawakami@kyoritsu-wu.ac.jp

 

商品については下記URLをご覧ください。

https://shop.zao-cheese.or.jp/item-detail/868886