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更新日:2017年10月26日

小児看護学

【看護学部】小児病棟・クリニック・保育園で行った看護学総合実習(小児看護学)の学習成果を共有しました。

 各領域での実習を終えた4年生は、9月の後半に2週間の看護学総合実習を行いました。小児看護学領域では9人の学生が、小児病棟、小児科クリニック、保育園の3施設に分かれて実習しました。


 


 小児病棟では、病棟師長やリーダー看護師のシャドウイングを通して、子どもの安全を守る病棟管理やリーダーシップの実際を学びました。また、「夜勤」として消灯時まで実習し、夕方から就寝までの子どもの過ごし方や看護の実際を学び、看護師として働くことが現実味を帯びたようでした。


 小児科クリニック実習では、プライマリケアにおける看護の役割について学ぶことができました。地域でくらす子どもと家族の健康と生活を守るために、限られた時間のなかで的確で安心できるケアを提供するにはどうしたら良いかを考えながら実習できたようでした。


 保育園では、子どもの成長発達への理解をさらに深めることができました。保育士の視点や実践の実際を学び、看護と保育との共通性や相違を明確にする中で小児看護の専門性を考えることができたようでした。


 実習最終日は全員が大学に集まり、2号館のオープンプレゼンテーションエリアを使って学習成果を発表しました。お昼どきで、すぐ横のカフェにランチにきた他の学生や教職員が多く集まる時間帯でしたが、学生は堂々と発表していました。実習中のカンファレンスは、閉ざされた空間で行うせいか、表情もかたいことが多いのですが、この日みな活き活きと発表し、質疑応答も活発に行っていました。



 各施設では本実習に対する理解のもと、受け入れ環境や指導体制の整備に加え、学生が主体的に学べるよう、教育的に配慮いただきました。自身で問いをたて、その解を導き出した今回の実習を通して、学生は一回り大きくなったように思います。



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