

Faculty of business
更新日:2026年09月10日
その他
2026年度ビジネス学部キャリア支援サマーキャンプを実施しました。
ビジネス学部では 2 年生を対象に、キャリア形成を考えることを目的にサマーキャンプを実施しています。6回目となる今年は、9 月4日、第2期生OG、客員教授を務める坪井純子氏(キリン HD㈱取締役副社長、CPO)、(株)リアセックのご協力のもと大島朋子氏(GCDF-Japan キャリアカウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント)をお迎えして、3部構成で実施されました。
第1部では、2025年3月に卒業された第2期生を3名お招きし、現在従事している職務内容、学生時代に経験してよかったこと、ご自身の就活体験などを具体的に紹介してもらうとともに、在学生からの質問にもお答えいただき、アドバイスをいただきました。
第2部では、坪井純子客員教授により「未来を担う皆さんへ~失敗から学び、自分らしい “強み”を磨く~」と題する講演が行われ、学生にエールが送られました。
坪井客員教授は、企業の人事担当役員としての視点を説明し、企業の「経済的価値」のみならず「社会的価値」の創造・維持・向上の観点から、企業、従業員、社会が Win-Win-Winの関係を構築できるような人財を求めることを説かれました。これはキリンのみならず一般的な傾向であり、企業理念とのマッチングと自己成長が重要であることを説明されました。また、「専門性」と「多様性」を兼ね備えるとともに、スキルだけではなく、「自分で考える力」を持つ必要性を強調されました。この「自分で考える力」は、失敗からの学びを自己の強みに変えていくこと、タイパ・コスパとは次元の異なる尺度で人間的な深み、余白を持つことから培われることを示されました。さらに、VUCA の時代に求められる人財は、「構想力」、「適応力」、「決断力」をもった人財であることを説かれるとともに、リーダーシップを「周囲を巻き込み、変革をリードする力」ととらえ、AI をパートナーとする状況下では特に「本質を見抜く力(実体験を抽象化し、未来を構想する力)」、「他者に共感する気持ち(多様な感情への共感)」、「率先する勇気(リスクテイクする決断とアジャイルな try & learn)」からなる「人間ならではの力」の涵養を強調されました。最後に、仕事を「行動」「成果」「意義」という三層レベルで捉え、社会的意味づけを伴う職務遂行が自己成長につながることを説明され、企業理念に共感できる就職先を考えるようアドバイスされました。ご自身の経験をもとに、学生に対し、多様性を受容し失敗を恐れないキャリア形成を目指すようエールを送られました。
また、第3部では、大島朋子氏(GCDF-Japan キャリアカウンセラー、国家資格キャリアコンサルタント)を講師に招き、自己発見&職業観セミナーを実施しました。セミナーでは、入学時のPROGの結果とサマーキャンプ直前に受験してもらったPROGの結果を比較しながら、スコアが伸びた項目の要因とそのジェネリック・スキルをワークショップで確認しました。また、仕事に対するモチベーションや職業志向についてR-CAP判定から洗い出し、仕事に対する意識付けを行いました。その後、長所となるジェネリック・スキルと職業志向を結びつけ、「強みを発揮できる仕事」なり「動機を満たせそうな仕事」を確認し、「仕事における自分の推しドコロ」をあらためて自覚することとなりました。これらをもとに、「開発したいジェネリック・スキル」、「その理由や目的」、「スキル開発に向けた取り組み」、「自己のモチベーションを深めたり広げたりする具体的な取り組み」等をワークシートに記入し、今後のゼミ選択や就職活動等に役立てるようにしました。