

Faculty of business
更新日:2026年09月04日
発行物
ビジネス学部 教授 長尾雅信の新著が刊行されました。
『地域活性化のイノベーション』
地域活性化と聞くと、観光客を増やす、特産品を開発する、移住者を呼び込むといった取り組みを思い浮かべるかもしれません。
しかし、本書『地域活性化のイノベーション』が示すのは、新しい商品や技術を導入するだけでは地域は変わらないということです。大切なのは、地域にある自然、文化、産業、暮らし、人のつながりを捉え直し、新たな価値として人々の意識や行動に浸透させることです。
本書では、規格外品を「応援したくなる商品」に変えた「闇落ちとまと」、雪を暮らしの知恵を育んだ文化として再定義した雪国観光圏、写真を通じて住民の主体性と地域への誇りを育てるローカルフォト、特殊冷凍技術によって地域が供給・価格・販路を設計できるようになった海士町など、多彩な事例が紹介されています。
共通するのは、地域資源を単に「そこにあるもの」とせず、見つけ直し、組み合わせ、意味を与え、共有する姿勢です。地域の弱みや不便さも、見方と仕組みを変えれば独自の価値になり得ます。
本書は、地域活性化のメカニズムを理論と実践から解き明かし、自治体職員や事業者、学生をはじめ、地域の未来に関わるすべての人に新たな視点を与える一冊です。
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書名:地域活性化のイノベーション: イノベーション理論に基づく地域価値創造のメカニズム
編著者名:上田隆穂、徳山美津恵、長尾雅信、小林哲(編著)
出版社:千倉書房
ISBN:9784805113837
発売日: 2026/9/9
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