12月15日(金)にビジネス学部1年生による「リーダーシップ開発入門演習Ⅱ」のPBL(Project Based Learning)の本選(第12回授業)が共立講堂で行われました。私はビジネス学部1年生のクラスLA(Learning Assistant)兼イベント統括LAという立場で参加しました。

　1年生は初めてのPBLでしたが、本選までの約3か月間、授業外の時間も利用しながら議論を重ね、前期の授業で培った各々のリーダーシップを発揮し合い、本選まで駆け抜けてきました。また、今年度からクライアント賞・教員賞に加えて学生賞が新たな賞として加わりました。受講生には最多で3冠を獲得する可能性が与えられたのです。その結果、例年より受講生たちの賞獲得への意識が高まっていたように感じます。

　今年度の提示課題は、最先端の治療法や薬への理解も必要で、学生にとって馴染みが薄く難しいものでした。しかし、企業の皆様の丁寧な説明と親身なサポートにより、受講生も課題をしっかりと理解してチーム活動に取り組めたようです。また私たちLAも一緒に課題への理解を深めながら授業支援と本選の運営を全力で行うことができました。

　当初は、チーム内で緊張感のある雰囲気や遠慮、不安感が見受けられ、受講生の提示課題への理解も深まりにくく、LAとしてはもどかしさを感じていました。しかし、本選1か月前の中間発表で受講生たちは多くの人からフィードバックを受け取り、やるべきことが明確になり目標に向かってぐんぐんと成長をとげました。そのような受講生の著しい成長をそばで見守ることができたことが非常に嬉しく、貴重な経験となったと感じています。

　2年次前期もリーダーシップの授業ではPBLがあります。1年生の時とは異なり、新しいクラスのメンバーと馴染む間もなくチーム活動が始まります。1年生で学んだリーダーシップを2年次でも最大限に活かして、新たな課題へ取り組む姿をLA一同期待しています。

ビジネス学部2年　本選統括LA　小川芽依