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ビジネス学部ニュース詳細

更新日:2023年10月12日

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【ビジネス学部】野沢ゼミ(3年)は福井市でゼミ合宿を行いました。

 

 野沢ゼミ(3年)では、2017年から本学と連携協定を締結している福井市と一緒に福井市が抱える課題、主に越前水仙の里及び越前海岸エリアの活性化に向けた施策提案を3グループに分かれて取り組んでいます。今年度は特に『地方創生☆政策アイデアコンテスト2023』に参加することを目標に頑張っています。

 事前にオンラインで、福井市のおもてなし観光推進課のご担当者へ提案内容を発表しフィードバックを頂いていましたが、より福井市を理解し体感するために2023年8月29日から8月31日に福井県でゼミ合宿を行いました。以下ではゼミ合宿で体験したことや福井市の魅力を写真と共にお伝えいたします。

 

志野製塩所

 志野製塩所では、千葉県から移住された志野さんから越前海岸という立地の魅力について伺いました。山と海が近いため徒歩数分で海と山の幸を行き来できることや、越前海岸の夕日が美しいことが移住したきっかけとのことでした。地域の資源や気候を存分に生かしたビジネスのお話と志野さんの人柄に魅了されました!

 

ワタリグラススタジオで作ったフォトフレーム

 ワタリグラススタジオでは、フォトフレーム作り体験をした後に越前海岸盛り上げ隊の活動について伺いました。越前海岸盛り上げ隊は、地域のボランティア団体のことを指しますが、最も印象的だったのは盛り上げ隊の活動は地域の方々の「面白そう」というアイディアから生まれるというお話でした。アイディアを実現し成功させることはとても難しいことですが、とてもやりがいのあることのように感じました。地域復興を目指す地域の方々の熱量を強く感じ、さらに活動への思いが強まりました。

 

cafe Mare(カフェ マーレ)

 越前海岸で絶大な人気を誇るカフェのマーレでは、テラスで越前海岸の夕陽を眺めながら、社長直々にお話しをいただき、目標を定めることの大切さとマーレの経営方針を学びました。マーレでは、社員一人一人が順番にアイディアを主導する権利が与えられており、それがお互いを高め合って全体の成長に繋がっているとのことでした。私たちも実際に生き生きとした社長のお話、美味しいスイーツ、さらに越前海岸の絶景を堪能して、マーレの人気の理由を知りました!

 

越前水仙の里公園①
越前水仙の里公園②

 

 越前水仙の里公園では、今回の施策提案の1番の課題ともいえる場所のため、ゼミ生は職員の方のお話しを一層熱心に聞きました。公園では、越前水仙の生花だけでなく、押し花の作品や、水仙に関する歴史物なども展示されていて、webだけではわからなかった越前水仙のことについて学ぶことができました。施設内は写真やパンフレット等で大体把握していましたが、実際に訪れると、想像とは違う雰囲気で、提案内容を再考すべきという声が多くあがりました。

 

越前水仙

 越前水仙を実際にみた印象は、可愛らしく、写真でみるより全体的に小さく、少し甘く清楚な香りがしました。水仙は冬が見頃であるため、水仙ブース内は冷やされていて少し肌寒く感じました。

 

ルポの森

 ルポの森は、北陸で初めて出来たグランピング施設で、海外からの観光客も訪れる人気のスポットです。テントによってテーマがあり、内装もそれに合ったもので非常に素敵でした。テントの中心には、キャンプファイヤーのように人々が集まれる場所があり、宿泊客が自然と集まり談笑し楽しむ様子が多く見られるとのことでした。また、ホテルのような宿泊施設もあり、千と千尋のような雰囲気の内装で、宿泊してみたいと感じました。

 

越前大仏

 最終日は、越前大仏や永平寺などの福井の様々な観光名所を巡りましたが、越前大仏は建物内にあるにも関わらず、想像をはるかに超えるほどの大きさの大仏で、室内全てに大仏が敷き詰まっていたため非常に圧倒されました。写真でも、人と比べると建物自体の大きさが大きいことがわかると思います。

 

 非常に濃い2泊3日を過ごし福井市を体感したことで、施策提案のためのアイディアに繋がる情報を多く収集できたと思います。このような経験を活かして、さらに提案内容を充実させ、越前海岸を盛り上げていきたいです!!

最後に、ゼミ合宿中、大変お世話になった福井市のおもてなし観光推進課の山本さんと横川さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

                                      ビジネス学部3年 野沢ゼミ 森本芽衣, 飯島綾乃, 井上侑香