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ビジネス学部ニュース詳細

更新日:2023年09月06日

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【ビジネス学部】張ゼミにて台湾の花蓮と宜蘭で研究旅行を行いました。

張ゼミのテーマは「フードシステムの経済学」であり、そのゼミナールの一環として、台湾で2023年8月2日より6日まで研究旅行を行いました。張ゼミ学生13名(3年生、4年生合同)と様々な学習と体験をしました。以下は学生が撮影した写真を感想とともにお届けします。 

 

花蓮県原住民族野菜学校(学生撮影)

学生コメント:「アミ族の方々が、自然の植物と共に生活してきたことがわかりました。例えば、甘い葉を甘味料として使ったり、発酵させて酒を作る材料にしたりと様々な知恵と経験が大事に守られ、受け継がれていると感じました。また主要な穀物を吊るしておいて、種をとり次に備えるというのは再生可能な食糧のための知恵なのだなと感じました。また、外にさまざまな草や花が広がっていて、自然がなくならないように使う部分だけを必要な分だけ採るという考え方は、現代人の消費においても大事な考え方であると感じました。こういった考え方、資源の使い方によって持続可能な植物との共存がなされていると感じました。」

 

月桃の素材で作るお守り@花蓮県原住民族野菜学校(学生撮影)

学生コメント:「今日は野菜の説明では、実際に実物を見たり食べたり匂いを嗅いだりして五感で体験できて楽しかったです。またお守り※は一般の観光旅行ではたぶん体験できないことだったので研究旅行を通して体験できて嬉しかったです。」(※月桃はアミ族が日常生活で大切に使う素材であり、家ごとに伝統的な編み方が異なるため、その家の動物を識別するためにも使われる。今回は先生が特別に、この編み方を使ったお守りの作り方を教えて下さった。)

花蓮県原住民族野菜学校(学生撮影)

学生コメント:「農場見学の時に紹介していただいた、makawという実が消毒スプレーにも使われていて柑橘系の香りがしてとてもいい匂いでした。調味料としても使われているみたいです。」

花蓮県原住民族野菜学校の校長と花蓮県知事徐県長との記念撮影

学生コメント:「花蓮政府で知事や少数民族統括の方の話をきき、台湾はもちろん日本との交流も深いと感じた。」

「今日は朝から県庁に行きました。現地の日本人留学生の方がとてもすごく頼もしかったです。花蓮についていろいろなことをたくさん知れてよかったです。」

「途中で寄ったお寺には、日本語で書かれた「長寿の道」やこけしなどが置かれていて、日本との交流を感じた。」

 

花蓮県原生好物農場(学生撮影)

学生コメント:「原生好物農場で飲んだジュースが美味しかった。カロチンやルテインが豊富な植物を美味しく摂れるのが良いと感じた。原生好物農場で栽培されている植物も有機で育てられているが、農薬を使わず自然の力で育てていてすごいと感じた。」

「今日は農場へ行った。色々な植物がたくさんあり、オーガニックなので、その場で食べることが出来て驚いた。日本で見たことの無い野菜やフルーツだったが、食べたことのあるような味だった。最初に頂いたジュースがとても美味しかった。」

「英語で全て説明してくれたのがわかりやすく、嬉しかったです。農場で食べたドリンクやサプリがとてもおいしかったのですが、パプリカが感動的に美味しかったです。」

香格里拉休閒農場(学生撮影)
香格里拉休閒農場(学生撮影)

学生コメント:「文化体験では台湾の人の積極性とか明るさがとっても出てて面白かったです。 ランタンがすごく綺麗でした。『塔の上のラプンツェル』というディズニー映画で出てきたランタンを見て憧れがあったので体験できてよかったです。 また本場の空に沢山浮かぶランタンも見てみたいなと思いました。 みんなの願い事が叶ったらいいなと願ってます。」「園には、豚や鳥、野生の猿がいました!」

番外編 私たちが見つけたおいしかった食べ物(学生撮影)

以上は張ゼミの学生の感想とともに研究旅行の内容をお届けしました!

 

最後に花蓮県原住民族の野菜学校吳雪月校長とスタッフのHARUさん、花蓮県知事をはじめとする皆様ご支援とご案内、心より御礼を申し上げます。学生にとっても大切な夏休みの思い出になったと思います。ありがとうございました。

(共立女子大学ビジネス学部 准教授 張采瑜)