ニュース一覧へ戻る

文芸学部ニュース詳細

更新日:2026年10月22日

研究紹介

【 大学院生が奨励賞を受賞 】 2026年 第51回教育システム情報学会 全国大会にて 文芸学研究科修士課程2年 加藤 愛偉 さんの研究が 「全国大会奨励賞」を受賞しました!

【 大学院生が奨励賞を受賞 】
2026年 第51回教育システム情報学会 全国大会にて
文芸学研究科修士課程2年 加藤 愛偉 さんの研究が
「全国大会奨励賞」を受賞しました!

教育システム情報学会(JSiSE)は、教育・学習を支える情報システムの研究・開発・活用を通じて、教育の発展に寄与することを目的とする学術団体です。
2026年9月に徳島大学で開催された第51回全国大会では、教育・学習支援技術から授業設計、学習者の行動分析、ユーザインタフェースまで幅広いテーマが扱われ、口頭発表やインタラクティブ発表など計211件の研究発表が行われました。
多様な研究が集まるこの大会で、教育システム情報学および関連分野の発展に貢献する優れた研究を行う若手研究者を対象に選ばれるのが「全国大会奨励賞」です。

【学会名】 教育システム情報学会

(https://www.jsise.org/) 

 

【大会名】 2026年 第51回教育システム情報学会 全国大会

(https://taikai2026.jsise.org/home)

 

【開催場所】 徳島大学 常三島キャンパス(徳島県徳島市南常三島町1-1)

 

【開催日】 2026年9月12日(土)~14日(月)

 

「全国大会奨励賞」受賞
(https://taikai2026.jsise.org/programme/encouragement_award)

 

【発表論文】高等学校情報Ⅰの学習内容に即した「脱出ゲーム」型教授法の開発と評価

文芸学研究科 文芸学専攻 文芸学領域 修士課程 2年 谷田貝ゼミ所属

加藤 愛偉(カトウ メイ) さん

 

論文タイトル(論文PDFリンク):高等学校情報Ⅰの学習内容に即した「脱出ゲーム」型教授法の開発と評価

連名著者:加藤愛偉1,卯木輝彦2,藤本彩華3,永岡慶三4,米谷雄介5,谷田貝雅典1,3

(1.共立女子大学大学院,2.関西外国語大学,3.共立女子大学,4.早稲田大学,5.香川大学)

掲載誌:2026年第51回教育システム情報学会全国大会講演論文集

掲載ページ:pp.245-246

 

概要:高校の情報科教育において、生徒が自ら考え、意欲的に学習へ参加できる授業づくりは重要な課題です。こうした課題に対し、大学院2年生の加藤愛偉さんは、ゲームの要素を学習に取り入れる「ゲーミフィケーション」に着目し、第51回教育システム情報学会全国大会で奨励賞を受賞しました。
加藤さんの研究では、謎解きや課題解決を通して進行する「脱出ゲーム」を、高等学校「情報Ⅰ」の学習内容に応じて設計し、年間を通して活用できる教授方略の策定を目指しています。研究では教授法の設計方針を整理するとともに、高校1年生約180名を対象に先行実施した研究経過について報告しました。
加藤さんは学部時代に高校情報科と中学・高校国語科の教員免許を取得し、卒業研究ではICTを活用した新しい国語科の授業を設計し「2Dリアルタイムアバタによる遠隔国語授業の学習効果について」というタイトルで電子情報通信学会において学会発表も行っております。また、大学院進学直後から現在まで高校情報科の非常勤講師として教壇に立っています。今回の研究も、勤務校と実施内容を相談し、了承を得て担当クラスで実践したものです。
大学院での研究と日々の授業を往還しながら、学習者の主体的な参加を促す授業方法を探究する加藤さん。教育現場に根差した研究から、今後どのような授業づくりの可能性が広がるのか、さらなる展開が注目されます。

 

なお、本学会では以下3件の学部4年生の研究発表も行いました。
VR映像・2D映像 ・劇場における演劇鑑賞の異同性に関する調査計画(山田真衣さん)
高等学校『論理国語』におけるVR学習コンテンツの開発と評価に向けて(安川明璃さん)
地域活性化をめざすホログラム投影可能なカプセル販売機と商品開発および購買行動分析に関する研究計画(飯島理紗さん)

 最後に、連名者となってくださった先生方にはご丁寧なご指導を賜り、深く感謝いたします。また本研究は科学研究費補助金基盤研究 (C)の助成を受けて行ったものです。