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文芸学部ニュース詳細

更新日:2022年07月25日

展示・講演会

【文芸学部】「地域連携プロジェクト「七夕×香文化」展示」を言語・文学領域の学生が共催しました。

共立女子大学・共立女子短期大学と株式会社松栄堂(本社 京都府京都市)は、産学連携に関する連携協定を2021年3月に締結しました。

それを受けて、2022年度共立女子大学・共立女子短期大学地域連携プロジェクトとして、「香文化との共生」をテーマに、文芸学部の学生が下記の展示を共催しました。


展示:七夕×香文化 

期間:2022年7月1(金)~7月29日(金)

概要:日本古典文学に見える七夕文化パネル展示(文芸学部)

 「七夕の起源」言語・文学領域2年 塚田彩奈

 「うつほ物語の七夕」言語・文学領域2年 篠原美瑛

 「古今著聞集にみる王朝の七夕行事」 日本語日本文学専修3年 藤井有希

 「江戸時代の七夕」 日本語日本文学専修3年 金子琴美

 「五色の吹き流し、七夕飾り」

  

「パネル展示、笹短冊飾り」


文芸学研究科 日本文学領域の大学院生もアドバイザーとして参加しました!

もともと王朝の七夕行事は技芸上達(裁縫・音楽・和歌・習字など)を祈るものですが、

その起源をたどりつつ、日本文学・文化のなかで七夕の行事がどのように描かれ、行われてきたのか、

意見を交換しながらパネル作成をしました。王朝の七夕行事「乞巧奠」で香をたきしめるように、

時には香をくゆらせながら展示に向けた準備を行いました。

場所:本館1階ロビー



プロジェクト概要


プロジェクト名:香文化共生プロジェクト

代表教員   :文科        咲本英恵専任講師
共同(構成員):家政学部被服学科  田中淑江教授

        文芸学部      岡田ひろみ教授

        生活科学科     渡辺明日香教授
学生     :家政学部被服学科、文芸学部、生活科学科、文科、その他学生・院生有志

連携協力   :香老舗 松栄堂


プロジェクト要旨

• 専門分野を異にする学生達の多角的視点や協働によって、日本の伝統文化である香文化に新たな価値を見出し、香りの伝統文化との「共生」のありかたを提案する。

• 日本古典⽂学の学びや、長い歴史のなかで香文化を育んだ京都の企業との連携によって、⽇本の伝統⽂化としての香文化を知り、多様な価値観や広い視野、精神的豊かさを⾝につける。

• 学生の主体性や協働する力、リーダーシップを高めることを目指す。