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文芸学部取り組み・プロジェクト紹介

更新日:2017年03月09日

文芸メディア専修

共立女子大学シンポジウム「アニメ聖地巡礼によって拓かれる新たな文化資源と千代田区の活性化」を神田明神にて開催しました。(平成29年2月8日)

 平成29年2月8日(水)、神田明神において、共立女子大学主催シンポジウム「アニメ聖地巡礼によって拓かれる新たな文化資源と千代田区の活性化」を開催しました。

 文芸学部 北村弥生教授のゼミナールで進めてきたコンテンツツーリズムに関する基礎研究の調査結果を受け、アニメ聖地巡礼者/アニメ聖地の当事者/千代田区の観光をプロモートする方の3つの観点に立つ方をパネラーとして招聘。調査報告や事例紹介のほか、「聖地巡礼」をきっかけとする千代田区の地域活性化について、参加者とともに活発な意見交換が行われました。

 

 アニメ映画『君の名は。』で“聖地”となった人口4,756 人の町、新海誠監督の故郷・長野県小海町が、全国からのファンの来訪で沸いています。また、同映画の舞台のモデルの一つで観光客が急増している岐阜県飛騨市は、映画関連事業として、新宿との高速バスの車体に劇中のシーンをラッピングし、ファン向けに「プレミアム感のあるマップ」を作製・配付する予定だそうです。

 このようなアニメ・映画・文学作品・テレビドラマなどの舞台を訪れる“聖地巡礼”現象が全国各地で起きています。一説によると、いわゆる“聖地”が全国で一番多い自治体は千代田区だともいわれ、その代表格であるアニメ『ラブライブ!』の聖地・神田明神には熱狂的なファン「ラブライバー」をはじめ多くの観光客が押し寄せています。そして今や、こうしたコンテンツツーリズムが地域活性化に果たす役割は無視できないものとなっているのです。


 共立女子大学 文芸学部 北村弥生教授のゼミナールでは、学生によるコンテンツツーリズムの基礎研究をすすめてきましたが、その調査がまとまったことを受け、「聖地巡礼」をきっかけとする千代田区の地域活性化についてシンポジウムを開催する運びとなりました。

 本取り組みは、千代田区内の大学が千代田区に関する様々な事象について一つの学問として研究を行う「平成28年度 千代田学事業」として採択されたものです。

 また、共立女子大学・共立女子短期大学は、神田明神との間で、平成28年11月28日付にて「連携協力に関する協定」を締結しております。


平成28年度「千代田学」事業 共立女子大学主催シンポジウム(概要)


日時

平成29年2月8日(水)14時~16時


会場

神田明神 祭務所 地下1階(千代田区外神田2-16-2)


テーマ

「アニメ聖地巡礼によって拓かれる新たな文化資源と千代田区の活性化」


パネラー

矢口 博之 氏(東京電機大学 准教授)

岸川 雅範 氏(神田明神 権禰宜)

吉田 康雄 氏(千代田区観光協会 事務局長)


コ-ディネーター

北村 弥生 (共立女子大学 文芸学部 教授)


内 容

1. ゼミからご挨拶 北村ゼミの学生2名

2. 講演:「観光ゲストが見るアニメ聖地」 矢口 博之(東京電機大学 准教授)

3. 講演:「観光ホストにとってのアニメ聖地」 岸川 雅範(神田明神 権禰宜)

4. 講演:「観光協会が望むアニメ聖地巡礼」 吉田 康雄(千代田区観光協会 事務局長)

5. 質疑応答


  


  


 


※「ぐるり千代田アニメ聖地編」は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。

 (A3判で両面印刷し、折り方PDFにもとづき折ってご利用ください。)


『ぐるり千代田アニメ聖地篇2017』(おもて面)PDFはこちらから

『ぐるり千代田アニメ聖地篇2017』(中面)PDFはこちらから

『ぐるり千代田アニメ聖地篇2017』の折り方 PDFはこちらから


共立女子大学 文芸学部ホームページはこちらから