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文芸学部取り組み・プロジェクト紹介

更新日:2018年10月26日

フランス語・フランス文学専修

【文芸学部】日本学術振興会のHP「学振トピックス」に、平成30年度のプログラム実例として、文芸学部で実施したフランス語の企画が取り上げられました。

 共立女子大学文芸学部で実施したフランス語関連企画が、日本学術振興会のHP「学振トピックス」に取り上げられました。「言語は多様な文化や人々を結ぶツール、それ自体が人間の営み、芸術・文化である、だから大切」というメッセージが掲載されています。


 国際化の時代に、広い視野と複眼的な思考を身につけるためには、母語の日本語と義務教育の英語だけでなく、もう一つ以上の外国語を学ぶことが強く求められています。言語には共通語としてのツールの役割がありますが、忘れてはならないのは、無菌状態の言語というのは存在せず、言語はそれ自体で文化と歴史の集合体でもあるということです。人間は言語を通して世界を理解します。複数の言語を学ぶことは、異(多)文化に関心を持ち、自分とは違う価値観に興味を持ち、寛容の精神を育むことでもあります。多文化共生の時代に、多様な外国語にアクセスすることが重要視されるゆえんです。


 フランス語の母語人口は世界の言語の中で14位(英語は3位、中国語は1位)ですが、意思疎通を目的とした国際共通語として、フランス語は英語に次ぐ2位の地位を占めています。フランス語は、オリンピックの第1公用語や、国連の作業言語としても知られていますが、今後ますます需要が高まる国際語です。


 共立女子大学では、この主旨に貫かれたフランス語関連の企画が、日本学術振興会の「ひらめき☆ときめき サイエンス」に採択され、日本学術振興会HP「学振トピックス」に平成30年度のプログラム実例として取り上げられました。プログラムには、本学文芸学部の学部生*と大学院生、フランスとベナンからのフランス語圏留学生が参加し、フランス語に興味を持つ高校生と交流しました。


* 現在、本学文芸学部は、英語、フランス語、中国語、ドイツ語の中から2言語を選択して、2年生まで履修するカリキュラムです。それに加えて、第三外国語として、スペイン語、イタリア語、コリア語、アラビア語などの言語の授業も履修できます。


  


※写真掲載について、許諾をいただいております。



紹介されたプログラムについて

 高校生を対象としたプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス フランス語ってどんな言葉?~本の街神保町を歩いて、ガイドブックを作ってみよう~」(共立女子大学文芸学部フランス語フランス文学研究室が、2018年9月22日(土)に開催しました。)



「ひらめき☆ときめき サイエンス」~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI とは?

 大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。独立行政法人日本学術振興会により運営されています。



関連リンク

日本学術振興会HP「学振トピックス」平成30年度「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」共立女子大学

日本学術振興会 HP「学振トピックス」2018年度



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文芸学部のホームページはこちらから