
チーム活動では、自分から話を回すというよりは、皆が疑問に思っていそうなことを積極的に質問して、全員が同じ理解度になれるような立ち回りをする機会が多いです。最初は自分の疑問を解消することが1番の目的でしたが、「聞きづらいことも質問してくれたおかげでより理解度が高まった」と言ってもらえた機会があってから、できるだけ疑問点は全員で共有できるようにしようと意識するようになりました。
様々な意見に触れ、自分と違う思考回路や価値観をたくさん知ることで、考え方の視野が広がり、「自分はこう思っても相手は違う捉え方をするかもしれない」と、より言葉選びや伝え方を考えられるようになりました。
授業内でチーム活動を行う際はランダムでメンバーを決められることが多いですが、リーダーシップの発揮の仕方が同じタイプの子たちが集まってしまったときに、どうチームを良い方向に持っていくか迷ったことがありました。その時は、チームで足りていない役割をチーム全員で分け合うことで、乗り越えることができました。
入学してすぐに行ったチーム活動では、全て自分でやろうとしてしまい、チームのメンバーを取り残してしまうようなことがありました。しかし、リーダーシップを身につけたことで、グループワークやグループ設計の際に、それぞれの強みを活かしながら良い空気感で作業を進められるようになりました。普段の人間関係でも、より相手を気遣いながら接することができるようになったと感じています。
相手の視点に立って考え、行動をすること
※2023年4月、建築・デザイン学部 建築・デザイン学科に改組
(2023年3月掲載)