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家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2026年02月09日

授業紹介

美術館と連携して文化財保存に関する教育研究に取り組んでいます

共立女子大学では、2017年度に五島美術館(東京都世田谷区)と連携協力に関する協定を締結して以来、継続的な教育研究を行っており、本取組は今年で10年目を迎えました。今年度の大学院 家政学研究科被服学専攻「被服平面造形学特論」では、紅板締めという染色を行う際に使用する版木「型板かたいた」一組の保存包みを制作しました。

美術館の学芸員の方々から文化財の取り扱いや保存に関するご講義をいただいた後、実物の調査と保存包みの制作に着手しました。長方形の型板を2枚収容するため、形状は着物の保管に用いられる「たとう紙」の構造を応用しています。型板の間には、起毛素材を綿布で覆った緩衝材を制作して挟みました。さらに中性紙を用いたボードで型板を挟むことで、保存時の安定性を高めました。素材の選定や形状の設計について様々な試作品を通して、学芸員の方々と幾度もの協議を重ねました。これにより、過去の蓄積に新たな知見を加えた、実効性の高い保存包みを提案することができました。
本授業は、実物の文化財を調査させていただくことで、より有効な文化財の保存の在り方を自ら考え、提案・制作へと繋がる貴重な経験となっています。今後も美術館と協力し、文化財の保護・保存に関する知識と技術を習得する、実践的な教育研究を進めてまいります。

制作の様子

実際に包んでいる様子

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