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家政学部 被服学科ニュース詳細

更新日:2021年04月25日

授業紹介

美術館と協力して文化財保存に関する教育研究を進めています。

  共立女子大学では五島美術館(東京都世田谷区)と連携協力に関する協定を結び、教育研究を進めています。昨年度は同館所蔵、橋本関雪筆「藤に馬」屏風(大正2年(1913)頃/六曲一双)の保存収納袋(右隻用)を大学院家政学研究科被服学専攻の授業で制作しました。5年目となる今年度も大学院の授業「被服平面造形学演習」で、同屏風の左隻用の保存収納袋を制作しました。事前に五島美術館の学芸員の方と、昨年度に制作した収納袋の劣化状態や使用にあたって不具合の有無について確認し、制作するの保存収納袋の形状や補強方法等について検討しました。保存収納袋は時代を経て、文化財を保護する大事な役目を担うと学芸員の方からお話伺い、身の引き締まる思いで制作に取り組みました。今後も、美術館と協力して、文化財の保護や保存に関する知識と技術の習得する実践的な実践的な教育研究を進めていきます。

保存収納袋の制作
完成した保存収納袋 ネームタグ
五島美術館の方と(左から2番目は五島美術館長、右端は五島美術館学芸員)

 

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