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2023年度　ハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジ夏季海外研修に参加した学生のレポートを紹介いたします

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家政学部２年 M.Iさん

 

◆海外研修参加の動機

　海外に長期滞在をした経験がなかったため、大学主催で引率者のいることに安心感を覚えてこの研修に参加申し込みをしました。

 

◆カピオラニカレッジでの学校生活について

　平日はワイキキ内を走る公共バスで、ダイヤモンドヘッドのすぐそばにあるハワイ大学カピオラニコミュニティカレッジに通いました。午前中には、英語のみでコミュニケーションをとる授業がありました。先生の話す言葉を理解するために、電子辞書や翻訳アプリで調べながら授業を受けることができたため、日々授業を受けていくうちに新しく知る英語の正しい発音や単語、イディオムが増えていきました。英会話で使える英語を、もっと学びたいという気持ちにも繋がりました。

　午後はハワイ文化を学ぶ授業として、ウクレレやフラダンスなどを習いました。現地でプロとして活躍されている方々が講師として来てくださり、実際にウクレレを弾いたり、フラダンスを踊りました。長い歴史を持ち、人々によって大切に守られ伝承されてきたハワイの文化を体感することができました。

 

 

◆放課後や週末の過ごし方について

　大学での授業は午後3時には終了するため、その後に行ってみたい場所や晩ご飯に食べたいものなどは、ホテルで同室の友達と相談して決めていました。ワイキキには、ハワイならではの料理を食べられるお店がたくさんあるため、ひとつのお店に絞ることに毎日苦戦しました。また、スーパーマーケットにも日焼けをしたキャラクターのキーホルダーやお菓子など、ハワイ特有の商品がありました。食料を調達しにいくたびに、日本に持ち帰りたいお土産が増えていきました。

　ワイキキビーチに夕焼けや花火を見に行ったことも、良い思い出になりました。たくさんの人がビーチに夕焼けを見に来ており、海水浴をしたり食事をしながらそれぞれが好きなように時間を過ごしていて、とても良い雰囲気でした。夕日の映った海面や空の色も含めて、あんなに綺麗な夕焼けを見たのは初めてでした。あまりの美しさに声が出てしまうほどでした。夕日が沈んだ後に拍手が起こったことも印象的でした。日本では家の近くに海があっても、今日は天気が良かったから家族や友人と夕焼けを見に行くということはあまりありません。そのため、とても貴重な経験をしたような気がします。金曜日の夜にはワイキキビーチで花火が上がります。5分という短い間に、間隔が空くことなく次々と放たれる花火に圧倒されました。

　週末にはダイヤモンドヘッドに登ったり、日帰りでハワイ島にも行きました。ダイヤモンドヘッドの頂上で偶然にもくっきりと映るダブルレインボーを見ることができたことは、とても運が良かったと思います。また、ハワイ島では海亀が産卵に来ると言われる黒砂海岸や活火山であるキラウエア火山の火口を見に行きました。雄大な自然を目前にして、その規模の大きさが別世界のようでとても驚きました。

 

◆まとめ

　今回海外研修に参加し約2週間もの期間を日本以外の国で過ごすという経験をしてみて、特に生活リズムに大きな変化が現れたと思います。朝から新鮮なフルーツやサラダを食べてみたり、夕焼けを見るためにビーチに散歩に行ってみたりと、日を追うごとに自然の恵みを受けながら過ごすという生活リズムに変わってきていたことに気がつきました。

　また、ネイティブの英語を身近に感じながらの生活であったため、今の自分の英語力をよく把握できました。英語力にもっと自信を持てるようになりたいと思ったので、自分から英語を学ぶための機会をつくっていきたいです。