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更新日:2020年07月22日

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お祭りで纏う一神町会のシャツを手拭い生地で制作しました

共立女子大学神田一ツ橋キャンパスは東京都千代田区一ツ橋2丁目と神田神保町3丁目にあります。「一ツ橋」という地名は、徳川家康が江戸に入府した頃の日本橋川(現在の外堀)に架けられた橋の名称に由来するとされています。また、「神保町」という地名は、元禄時代(1688-1704年)に広大な屋敷を構えていた神保 長治(じんぼう ながはる)という旗本の名前に由来しています。千代田区には109もの町会*があり、お祭りなどの地域イベントや、防災訓練・清掃活動などの活動を行っています。

 

本学は町会の「一神町会」に加入していることから、地域連携活動の一環として、お祭りのときに「一神町会」の方が法被の下に着るシャツを制作に取り組みました。シャツの制作は、被服学科被服造形学研究室(丸田 直美 教授)に所属する学生13名が担当し、町会オリジナルデザインの一神睦手拭い生地や町名入りの手拭いを使用して、写真のようなシャツを40枚余り制作しました。

 

2020年5月に開催される三崎稲荷神社例大祭に間に合うように2月から制作を開始しました。残念ながら今年の三崎稲荷神社例大祭は中止され、本学もオンライン授業を行っていたため一神町会の方に制作したシャツをお渡しすることもできない状況でした。6月以降、一部の対面授業を再開し、新型コロナ感染症に注意して学生も登校するようになりました。そこで、一神町会の方に本学までお越しいただき、制作したシャツをお渡ししました。神田明神で行われる神田祭の本祭と三崎稲荷神社例大祭は交互に開催されており、来年は神田祭の本祭になります。来年の神田祭の本祭で、一神町の皆さんがおそろいのシャツを着て、法被を羽織られる姿が今から楽しみです。

 

* 町内会や自治会とも呼ばれます。ここでは、2つの準町会を含めて109の町会としています。

 

一神睦手拭い反物 

完成したシャツ

町会名の手拭い7枚で制作したシャツ

 

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