画家の加覧裕子先生が二科展にて内閣総理大臣賞を受賞されました

共立女子短期大学・生活科学科 生活デザインコース専門科目「デッサン（実習）」をご担当いただいている画家の加覧裕子先生が、第107回二科展にて、内閣総理大臣賞を受賞されました。作品タイトルは『讃歌』です。

静謐で雄大な海の生命力を感じさせる絵画からは、タイトルの通り、ハープやパイプオルガンの奏でる讃歌が聞こえてくるようです。青や紫のグラデーションの色彩は、深い慈しみが滲みでている感覚を覚えます。両手を高く挙げた女性の口元の、きりっとしているところに強くて優しい意志があります。

ほぼ1年がかりで作成されたという作品は、大変大きなサイズで、アトリエから搬出する際、エレベーターに入りきらず、非常階段から搬出したエピソードなども伺いました。

二科展の会期は、9月6日（水）〜9月18日（月・祝）まで、国立新美術館で開催されています。

 https://www.nika.or.jp/home/nikaten.html

生活科学科　渡辺明日香（文・写真）

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