

Faculty of International Studies
更新日:2026年07月22日
学生の活動
【国際学部】学生広報委員による国立西洋美術館「チュルリョーニス展 内なる星図」鑑賞レポート
国立西洋美術館企画展「チュルリョーニス展 内なる星図」鑑賞レポート
みなさん、こんにちは。国際学部3年の西田倫子です。
5月13日に、3月28日から6月14日まで国立西洋美術館で開催されていた、「チュルリョーニス展 内なる星図」を鑑賞してきました。

この企画展では、リトアニアの画家チュルリョーニスが生涯にわたって描いた絵画作品が展示されていました。
美術館の解説によると、1875年にリトアニアで生まれたチュルリョーニスは幼少期から音楽の才能を発揮し、音楽院で学んだ後に画家を志し美術学校に通い絵画制作を始めました。この展覧会では、そのような彼の作曲した音楽と、リトアニアに古くから伝わる神話を絵画として表した作品の数々を見ることができました。
私自身、特に印象的だった作品は、1908年に制作された「第6ソナタ(星のソナタ):アレグロ(Sonata No.6(Sonata of Stars),Allegro」です。
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展示の解説によると、この絵はチュルリョーニス自身が作曲した「星のアンダンテ」というソナタ連作に含まれる「アレグロ」という1つの楽章をもとに描かれたようでした。
この絵には天の川の上を、薄い桃色や黄緑、青、黄色など様々な色が混じりあった雲が流れ、天の川の先に天使が描かれています。
私はこの絵を見て、実際にこの曲の題材になった曲は聞けませんでしたが、チュルリョーニス独特の幻想的で淡い色使いから、今にも 優しく軽快なリズムのメロディーが聞こえてきそうに感じました。
展示の解説によると、リトアニア神話において天の川は死者の魂が歩む道で、その彼方で生き続けると言われているようです。そのため、この絵の果てしなく伸びる幻想的な天の川の上でいつまでも生き続ける魂の力強さも伝わってくるように感じました。
今回この展示会を見て、チュルリョーニスの音楽を絵画にし、さらにリトアニアの神話も取り入れた斬新な発想の作品の数々から、彼が祖国へ深い思い入れがあることが伝わってきました。私自身、高校時代にリトアニア神話に興味を持ち、夢中で調べていたこともあるのですが、今回鑑賞してリトアニア神話や彼について知らなかったことも多く、より見識を深めることのできた機会でもあったのでとても楽しかったです。
共立女子大学は「キャンパスメンバーズ」に加盟しているため、今回訪れた国立西洋美術館などいくつかの美術館や博物館では、学生証を提示すれば無料か、一般よりも安く鑑賞できます。私もまた気になる展示があれば、この制度を利用して鑑賞しに行きたいです。
また、国立西洋美術館が共立女子大学から徒歩7〜8分と、授業の前後に気軽に立ち寄れる距離にあります。ぜひ、充実したキャンパスライフの一部として足を運んでみてください。