2022年10月13日（木）、国際学部・菅野敦志先生ご担当「アジア太平洋の国際関係Ⅱ」の一環で、ジャーナリスト・藤原秀人さん（元朝日新聞中国総局長）をお迎えし、「国際関係を個人の視点で捉える―中国経験を中心に」と題した特別講義を行いました。

講義では、藤原さんがご自身の経歴を簡単に紹介されたうえで、事前に学生から寄せられた質問に対してひとつひとつ丁寧にお答えくださいました。受講生からは、「お話が非常に面白く、写真やデータを多く見せてくださりわかりやすかった」、「実際に中国経験、ジャーナリスト経験のある方にお話を聞くことができたのは大変貴重でした」、「ミクロな視点で考え、色々なアンテナを張って考えることの大切さを改めて学びました」、「藤原先生のお話を聞いていると、すごく中立的な立場からお話されていると感じで、教育もそうあるべきだと感じました」といった感想が寄せられました。

人的交流が抑制される状況下では、メディアの情報が国際関係イメージの構築により大きな影響を及ぼす点に意識的であるべきことなど、相手の立場に立った他者理解とメディアリテラシーの重要性を学ぶ大変貴重な機会となりました。※感染対策を十分に行い、記念写真撮影時のみマスクを外しました。