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更新日:2020年08月18日

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【国際学部】2019年度卒業生より「共立祭活動報告」

【国際学部】2019年度卒業生より「共立祭活動報告」


皆さまこんにちは。吉竹ゼミの卒業生です。ご報告が遅くなってしまい申し訳ございません。2019年度吉竹ゼミ最後の共立祭活動報告をさせていただきます。私達はWorld Coffee 〜途上国支援〜を出店し、毎年大盛況のタピオカドリンクを販売しました。

毎年多くの方々にご来場、ご支援頂き、今回は2018年度と2019年度の売上金を合わせた199,673円を「JICA 貧困・飢餓支援」「JAPAN PLATFORM 新型コロナウイルス対策緊急支援」へ寄付することができました。



吉竹ゼミの文化祭への参加は、「途上国の貧しい子どもたちのために少しでも役立てたら」というゼミ2期生たちの想いから始まりました(http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/academics/undergraduate/kokusai/act/detail.html?id=39ご参照)。そして私達、最後のゼミである13期生までその想いが代々引き継がれています。

最後の年は、アジア、オセアニア、アフリカ、ヨーロッパ世界各地の貧困、環境をテーマに課題を模造紙にまとめ、教室内に展示しました。



私達吉竹ゼミが共立祭に参加する目的は2つでした。

まず1つ目は、ご来場された方へ途上国の現状を認識していただき、私たちと同じように問題意識を持っていただくことです。

そして2つ目は、学園祭にお越し頂いた皆様の想いとともに、売上金の全てを途上国支援に奮闘されている団体へ寄付することです。

教室内に展示した模造紙に目を通してくださる方が多く、中には展示内容についての質問をしてくださる方もいらっしゃいました。また、皆様方のご協力のお陰で無事寄付も行うことができました。この2つの目標を達成する事が出来たのも、ひとえに皆さまのご支援あってのことです。本当にありがとうございました。




今回を機に、国際学部からの共立祭への出店はなくなってしまうかもしれません。後に続く学部生には、私達の意志を継ぎ、国際社会に対する問題意識を持つ良い機会として、共立祭への意欲的な参加を期待しています。


2020年は新型コロナウイルス感染症によって大変化の年となりました。世界の感染者数は今も増加を続けており、とりわけ保健医療インフラどころか、手を洗う清潔な水さえ不十分なアフリカなど途上国での感染拡大が憂慮されます。

ある日突然自分や家族が感染してしまったり、突然大切な人との別れが訪れてしまったりなど、いつ自分の身に災禍が降りかかるか予想もできない不安な時代です。

そんな状況下だからこそ心に留めておきたい、シンプルかつ心強い言葉があります。

「生命のある限り、希望はあるものだ。」

スペインの小説家セルバンテス(『ドン・キホーテ』著者)の言葉です。

“どんなに苦しい逆境でも命ある限り、希望はある、そう信じて生きること”、

“過ぎれば二度と戻らない、今日という日を、希望を持って精一杯生きること”

このような時代だからこそ、改めてこの言葉を大切にしたいと思いました。

この活動を通じて一人でも多くの皆さまへ私達の想いが届き、支援活動のきっかけとなることができたていたら嬉しく思います。



改めて、ご支援ご協力頂いたご来場の皆さま、教職員の方々に感謝申し上げます。

2020年7月 吉竹ゼミ 13期生

ゼミ長:遠藤理絵奈 統括・会計部:新井千尋、竹内綾乃

仕入れ・デザイン部:高麗なつみ、勢登祐梨子、望月真帆

推進メンバー:市川里緒、大塚真裕子、佐伯佑奈、園部麻衣、田保百恵、中戸川桃子、長谷川萌

スペシャルサンクス:吉竹先生 助手室の皆さん