看護学部

Faculty of Nursing

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看護学部ニュース詳細

更新日:2021年08月05日

授業紹介

2021年度 OSCE(客観的臨床能力試験)が終了しました

 

 

 

 7月26日(月)から7月27日(火)の2日間、感染対策を講じた上で、3年生のOSCE(客観的臨床能力試験)が対面で行われました。学生たちは、4月から3か月間、感染防止に努めながら、個人での学習やグループワークによるディスカッション、技術練習を積み重ね、無事に試験当日を迎えることが出来ました。

新型コロナウイルス感染症拡大以前は、模擬患者様に対して看護実践を行っていました。今年度の試験では感染防止の観点からモデル人形(写真中央)を使用し、別室に待機する患者役の教員と、タブレット(写真手前)を介してオンラインで会話をしながら取り組みました。状況設定や患者役の教員からの訴えを基に「フィジカルイグザミネーション(問診・視診・聴診・打診・触診)」を実施した学生たちは練習の成果を発揮し、受験者87名全員が無事合格することができました。

 3年生後期から、臨地実習が始まります。新型コロナウイルス感染症の感染状況が見通せない中、実習では困難な状況が続く可能性もありますが、一人一人の学生が、さらに学習を重ねて実習での学びを深めてくれることを願っています。

                                   

OSCE会場の様子
(学生はベッドの向こう側からモデル人形に話しかけつつ必要な技術を行い、別室から、タブレットを介して映像と音声を視聴した患者役の教員が、それに応答するかたちで試験を進めました。)