看護学部では、2020年2月19日（水）に、2019年度実習運営合同会議を開催しました。この会議は、毎年この時期に実習施設の方々に大学へお越しいただき、実習に関する意見交換を行なうものです。例年2部構成で運営しており、第1部は講演会、第2部は領域別の会議としています。当日は34名の方々にご出席いただきました。

はじめに実習運営委員会委員長より挨拶があり、その後看護学部長よりカリキュラム改正についてお話いただきました。看護師基礎教育検討会報告書をもとに看護師教育に求められること、またそれを踏まえた本学のカリキュラムに関する課題についての内容でした。引き続き、東京都済生会中央病院人材育成センター看護キャリア開発室室長の近藤仁美様による、臨地実習指導者の育成についてのご講演をいただきました。活発な意見交換のあと、休憩をはさんで領域別の会議にうつりました。各領域では、実習施設の管理職の方や実習指導者の方と、率直な意見交換をおこないました。

ご指導いただく現場の方々と教員とがよりよい関係を作り十分なコミュニケーションをとることが、安全かつ充実した実習運営につながります。いただいたご意見を、学内における実習の準備、事前学習、現場での実習指導に反映させていきたいと思っています。