

Faculty of Nursing
更新日:2026年05月21日
成人看護学
【領域紹介】成人看護学
成人看護学は、人生の中で最も長く変化の著しい年代にある成人期の人を対象としています。この時期に人は様々なライフイベントを経験し、自らが果たすべき役割や価値観、生活習慣を確立します。一方で、がんや慢性病との生活が始まるなど、健康課題が生じるのもこの年代の特徴です。成人看護学領域では、疾患を急性発症した人や慢性病とともに生活する人の生活背景や身体的・心理的・社会的側面を理解し、その人のニーズを尊重した療養生活支援の展開を目指しています。私たちの領域では、教授2名、准教授1名、講師1名、助教2名、助手1名の計7名で、教育・研究・臨床における皆さんの学びを支援します。
講義では、幅広く健康課題をもつ人への理解を深めるために、生命の危機状況にある人への援助、病気とともに生きる人への援助、さらには人生の最期を迎える人への援助について理論を用いながら教授します。演習では、学生同士のディスカッションを通して看護過程を展開し、患者にとってより良い看護とは何かを探究します。また、臨床実践に対応する力を強化するため、教育用電子カルテシステムを用い、バイタルサインや検査データなどの情報を経時的に捉えながら、多角的に患者の状態をアセスメントし、その人の状態に応じた援助計画について学びます。さらに、実習室での演習では、高性能シミュレーターや実際の医療機器を活用し、3年生後期から始まる臨地実習を見据え、より実践的な環境で患者に必要な援助技術を修得します。
卒業研究では学生が臨床での着眼点をもとに研究課題を設定し、ゼミでの議論をもとに研究を進めています。テーマは、クリティカルケアから周手術期看護、慢性疾患看護、がん看護まで多岐に渡ります。
人生の大半の時期を占める成人期に、人はさまざまな体験をして、時には健康問題を抱えることがあります。成人看護学領域では、何らかの健康問題をもちながら、生命の危機的状況にある人への援助、病気とともに生きる人への援助、人生の最期を迎える人への援助について教授しています。また、成人期にある人々が質の高い生活を送ることができるための研究を積極的に行っています。ベッドサイドにおけるケアの質向上を目指した研究はもちろんのこと、専門職の基盤となる考え方や生活支援のあり方を当領域で深めてみませんか。