

Faculty of business
更新日:2026年07月15日
授業紹介
【ビジネス学部】「流通論Ⅰ」で株式会社パル―堀田覚様よりご講演いただきました
ビジネス学部「流通論Ⅰ」(7月9日)では、株式会社パル取締役専務執行役員の堀田覚様をゲストスピーカーとしてお迎えし、ご講演いただきました。
講義では、パルホールディングスの事業概要やアパレル業界の動向をご紹介いただいたうえで、パルが注力している「スタッフのSNS活用」「データの活用」「個人の創意工夫の重視」の3つの側面から、スタッフ一人ひとりの個性や多様性を尊重しながら、どのように顧客との共感を生み出し、価値を提供しているのかについてご説明いただきました。
学生にとっては、デジタル時代における顧客との関係構築について学ぶことができる、大変貴重な機会となりました。学生からは、次のような感想が寄せられました。
「今回の講演では、変化の激しい時代に対応するため、パルがSNSやEC、データ活用を通じて顧客との距離を縮め、新たな価値を生み出していることが印象に残った。特に、ファッションは「何を着るか」だけでなく、「どう着るか」「どのような体験を得るか」が重視されるようになり、実店舗でも買い物だけでなく新たな発見や体験を提供することが重要であると学んだ。実際、私はパルクローゼットの会員で毎日アプリをチェックしており、特にインフルエンサー企画商品には強く共感している。同じ消費者目線で考えられた工夫や企画者の想いがSNSを通じて伝わるため、魅力を感じて購入につながることが多い。また、インスタライブでは着用感や商品の特徴を詳しく確認でき、アーカイブで見返せる点も便利で、日々の購買の参考になっている。さらに、データや生成AIを積極的に活用しながらも、最終的にはスタッフ一人ひとりの自主性や創意工夫、お客様への想像力を大切にしているという考え方にも共感した。今回の講演を通して、顧客に寄り添った発信や共感を生み出す姿勢が、これからの企業に欠かせない強みであると実感した。」
「今回の講義では、パルグループの事例を通して、現代のアパレル業界では「商品を売る」だけでなく、「共感を生み出す仕組み」をつくることが重要になっていると学んだ。パルグループはコロナ禍をきっかけにEC事業を本格化させ、SNSを活用したオムニチャネル戦略を推進している。特にスタッフ一人ひとりがSNSで情報を発信し、お客様との信頼関係を築くことで新規顧客の獲得につなげている点が印象的だった。また、現代はスマートフォンの普及により情報収集がSNS中心となり、人は企業よりも「人」に共感して商品を選ぶ時代になっていることを理解した。さらに、ファッションも「何を着るか」より「どう着るか」が重視され、モノを所有することだけでなく、その後の体験やワクワク感が価値となっていることが興味深かった。パルグループでは自主性や自発性を重視し、個人の創意工夫や個性を生かした働き方を推進していることも、現代の消費者ニーズに合った経営だと感じた。今回の講義を通して、流通業では商品そのものだけではなく、人や体験、情報発信を組み合わせて価値を提供することが、今後ますます重要になると考えた。」
ご多忙の中、貴重なご講演をご担当いただくとともに、学生からの質問にも一つひとつ丁寧にお答えいただきました堀田様に、心より御礼申し上げます。
ビジネス学部 准教授 秦小紅
.png)