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文芸学部取り組み・プロジェクト紹介

更新日:2016年04月10日

文芸メディア専修

受験生へのメッセージ(福田 收)

2015年度担当科目


(卒業アルバムより)

  • 「文芸メディア概論A」
    メディアとは何か、そしてそのリテラシーとは何か、どのように涵養すべきか等々を考察し、具体的に二つのマスメディア、テレビとラジオの歴史について講義しています。
  • 「文芸メディア概論B」
    人間の身体から始まって、映画までのメディアの歴史を講義しています。
  • 「文芸メディア演習I」
    放送メディア、主にテレビ放送を考察のテーマとしたゼミです。
  • 「文芸メディア演習II」
    通信メディア、主にSNSを考察のテーマとしたゼミです。
  • 「メディア社会論A」
    主に移動体メディアと倫理について講義しています。
  • 「ネットワークコミュニケーション論」
    Web恋愛を手引きに、ネットワーク上でのコミュニケーションについて、バーバルコミュニケーションとノンバーバルコミュニケーションという視点から考察しています。
  • 「情報基礎」
    生活世界の身近なデジタルデバイスから始まって、コンピュータに至るまでの情報科学の基礎を講義しています。
  • 「人間とは何か」
    哲学・倫理学・心理学・生命倫理といった学際的な視点から、人間を「非存在を存在する存在者」として位置づけ
    考察・講義しています。
  • 「卒論ゼミナール」
    4年間の集大成たる卒業論文を完成させるためのゼミで、毎年、大体12名から14名所属しています。

 

出自

  • 出身は北海道小樽市。写真のような運河に代表される観光スポット豊かな街です。とはいえ、生まれてすぐ、父の仕事の関係で道内を転々とし、小学校は6回変わりました。もう転校はこりごりとばかり、中3の後期から札幌に下宿。札幌の高校に入学・卒業。そして大学入学と同時に内地に出て来た次第です。
  • 生後病弱だったことから、中学・高校とスポーツに没頭、勉強はほとんどしませんでした。中学高校は野球部。加えてスキー・スケートと、四季に合わせて身体を弾ませるばかりでした。

 

研究分野

 研究専門分野ですが、大学・大学院と一貫して現代ドイツ哲学(主にM.ハイデガー)を研究してきました。ところが、人間の認知構造「als構造」を現象学的に研究していくうちに、当時の人工知能分野へのアプローチが必要となり、コンピュータサイエンスつまり情報科学を学ぶこととなり、最終的には、世界規模的データベースたるインターネットに接続したコンピュータをメディア論的に考察する電子メディア論が射程に入ったというわけです。

 

著作物

 近々の著作物(共著)としては右のものがあります。本学の「情報基礎」のテキスト用に編んだものですが、情報科学の基礎と、ワープロ・表計算・プレゼンテーションソフトの活用方法に加え、著作権・個人情報とプライバシー・SNSリテラシーについて具体的に詳しく記述しているので、SNSを頻繁に利用する皆さん一般にも、テキストとしてではなく広く読んでいただきたいと思っています。

 

部活動

 北国育ちのため、冬はごく当たり前のようにスケートに馴染んできました。実は、現在フィギュアスケート部の顧問・監督をしています。新横浜スケートセンターをホームリンクとし、大滝牧人インストラクターにコーチをお願いしています。大体、活動は毎週末1回、月に4回程度、OGの方々にも来ていただいて、部員一同楽しく練習滑走しています。

 写真は2015年1月、主な部員と新年会を兼ねた初滑走(都内の某リンク)の様子です。
(各部員からは掲載許諾を得ています。)

 

授業・講演会などの紹介

  • 「文芸メディア演習II」(3年次ゼミ)
    2015年1月、都内の某テレビ局を有志で訪問し、スタジオ見学とともに、さまざまな設備・機器・編集等々、マスメディアの現場の仕事について勉強してきました。
    (各ゼミ員からは掲載許諾を得ています。)

  • 文芸メディアコース企画「月例研究集会」
    年に5回、メディア関係の仕事で活躍している方々をお招きし、講演をお願いしています。

  • 入学時ガイダンス‐「SNS利用ガイダンス~大学生としてのメディア利用にむけて」
    2015年4月、新入生に向けたガイダンスの様子です。

 

受験生へのメッセージ

 小学校以来、何かに急かされるように脇目も振らず、周囲と同じであることを強要されながら走ってきて、ようやく今、4年あるいは2年という人生のなかで最長の穏やかで落ち着いた自由時間を手中にしようとしている皆さん。たった18年の勉強内容で、その後の人生が決定されると考えるのは、あまりにも虚しくありませんか。偏差値による学歴社会なんて、一部の考え方にすぎません。人間は、死ぬまで付き合っていなかければならないのは自分自身にほかならないのです。つまり君たちにとって一番大切な問題は、大学あるいは短大時代に、そんな自分にいったい何を投資するか、という自己投資の問題であって、それによってこそ、その後の人生が豊かなものとなり得るのではないでしょうか。だから私たちは、君たちと一緒に歩きながら、君たちの自己投資を考えていきたいと思っています。

動画はこちらからどうぞ。