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更新日:2018年11月15日

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【文芸学部】 留学体験記 3 フランス語圏交換留学(フランス・イナルコ大学)

フランス・イナルコ大学での留学を終えた文芸学部フランス語フランス文学コース4年(2018年度)のM.T.さんからのメッセージをお届けします。




 「2017年9月から2018年7月末までの約11ヶ月間フランスへ留学しました。私はパリにあるイナルコ大学へ、共立女子大学からの交換留学生として派遣していただき、この留学を通して語学だけではなくフランスの文化、社会や習慣についても学ぶことができました。今回はその留学生活について二つの点から報告します。


 一つ目は、大学生活についてです。イナルコ大学では、留学生はまずオリエンテーションに参加し、その後インターネット上でのテストを受けた結果を参考にして、学期毎に自分で授業を決定します。授業登録を変更できる期間も設けられているため、学期が開始し多様な授業を受ける中で自分にしっかり合った内容の授業を選択することができます。私は、前期では語学レベルに合った授業をバランス良く取ることでフランス語の基礎をしっかり固め、後期では理解する力や表現する力を中心に向上させたかったため会話を中心とした人数のより少ない授業を追加して選択しました。


イナルコ大学


 最初の頃は授業を聞き取るだけで精一杯になってしまっていましたが、日々の予習復習や授業での発言、一度も休まず授業に出席することを心がけたことで、少しずつ語学力が身につく実感がありました。また、日本語学部では交換授業を行なっており、私は一緒に交換授業をしていた学生ととても仲良くなることができました。自分は授業や日常生活でのわからない部分を交換授業の際に質問して教えてもらい、相手も授業で学んだ日本語のわからない部分について私に質問をし、お互いの語学力を高め合うことができたと思います。その友人とは授業以外でも連絡を取り合い、長期休暇にはパリから離れた実家にも招待してくれて、彼女やあたたかい家族のおかげでフランスののどかな美しい街並みの中で過ごす経験ができました。


 他にも、イナルコ大学には多くのサークル活動があり、私は日・仏語間の交流や書道の活動に積極的に参加することで日本の文化をフランス語で紹介する機会も多くありました。大学では、同じ授業を選択した他国の友人や、交換授業とサークルで出会ったフランス人の友人など、母語や文化の異なる人々と毎日フランス語で会話することで、さらに自分の語学力を伸ばすことができたように思っています。また、イナルコ大学はフランス文化や様々な価値観を知る場となり、授業がない時間帯もサークルや教室、食堂などで他の学生たちと交流していました。


 二つ目は、日常生活についてです。私はイナルコ大学から徒歩10分弱の寮で生活をしていました。大学だけではなく駅も近く、スーパーやカフェなども徒歩圏内に複数あったのでとても過ごしやすい環境でした。同じ大学に交換留学生として派遣されている友人たちも何人か同じ寮に住んでいたため、心強く、一緒に夕食を作ったり勉強会をしたりすることもありました。フランスに着いてから1週間ほどは色々な手続きや申請に追われ余裕がない生活でしたが、留学を通してはたくさんの友人の助けもあり充実した生活を送ることができました。


7月14日革命記念日のエッフェル塔


 休日には大学の図書館で勉強をしたり、友人と美術館を巡ったりカフェに出掛けたり、フランス人の友人の家に呼んでもらい一緒に料理をしたりと、本当に有意義な毎日が送れて嬉しく思っています。渡仏前は、パリは治安があまりよくないという印象も強かったですが、貴重品の管理や日本人留学生間の情報共有を徹底することで安全に過ごすことができました。長期休暇には、前述のようにフランス人の友人たちの実家に呼んでもらう機会が何度もあり、様々な地方の文化を学べました。また、同じ授業を受けていた友人たちと旅行することもあり、イタリアやベルギー、ポルトガルなどの他国を訪れることもありました。様々な場所で多くの人と関わる機会を作ることは、より集中して勉学に取り組むことにも繋がりました。


 日本に帰国し、現在はフランス語に囲まれる生活ではなくなってしまいましたが、イナルコ大学の先生が勧めてくださったフランス語のラジオや文法の復習サイトを活用して更なる語学力の定着を目指しています。


 また、日本でフランス語の検定試験を受けることもできるため、検定試験合格のような明確な目標を持って勉学に励んでいます。これからもフランスでの貴重な経験を活かし、語学力の向上はもちろん、様々な文化や習慣への理解もより深めていけるよう努力しているところです。」




 共立女子大学はイナルコ大学と交換留学の協定を結んでいます。M.T.さんの報告にあるように、文芸学部の学生は大学での制度を積極的に利用して、行動範囲を広げながら、語学力を向上させ、異文化への理解力を身につけています。

 また、文芸学部では留学から帰国した学生に対して、留学先の大学で修得した単位認定を行っています。

 本学では、学習する言語を母語とする学生同士の日本語・仏語の交換授業のコーディネート、フランス語トークルームの運営・サポートを行い、留学を後押ししています。大学と大学院で受け入れているフランス語圏の留学生と共立生は、積極的に交流を行い、共に学生生活を楽しんでいます。



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