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文芸学部取り組み・プロジェクト紹介

更新日:2018年04月13日

フランス語・フランス文学専修

【文芸学部】 留学体験記 2 フランス語圏交換留学 (スイス・ジュネーブ大学)

スイス・ジュネーブ大学での留学を終えた文芸学部フランス語フランス文学コース4年(2018年度)のS.K.さんからのメッセージをお届けします。


 「私はスイスのジュネーブ大学のフランス語を学ぶクラス(ELCF)に一年間留学していました。そこでは、作文や文法の授業とリスニングやスピーキングの授業、発音の授業を受講し実用的なフランス語を学びました。また、日本語のテキストをフランス語に翻訳する授業を聴講しリスニング力を鍛えました。難しい課題は、週に一度のタンデム(一対一の交換授業)でパートナーに質問することでこなしました。この留学により、フランス語を用いる機会が増え、苦手だったスピーキング力を上げることも出来ました。


<スイス・ジュネーブ>

ロープウェイでサレーブ山に上った際に撮った写真です。ここではいい景色を見ながら友人とバーベキューを楽しみました。


 授業のない日は積極的に旅行をしていました。具体的には18カ国を旅行して、そのほとんどをリュック一つ持って一人で行きました。どこも本当に素晴らしい国でしたが、中でも二週間かけて六カ国をめぐる旅行は記憶に強く残っています。長距離の夜行バス二本を乗り継いで合計18時間のバス旅をしたり、鍾乳洞を見たりしました。最も苦労した点は、ハンガリーとスロバキアの田舎は英語がほとんど通じなかったことです。なので、紙にネットで調べた現地の言葉を書くなどして旅行しました。その時は本当に大変でしたが、今になってみればいい思い出です。


<ハンガリー>

ガイドはハンガリー語で話すので、何を言っているのかわかりませんでしたが、鍾乳洞はとても神秘的で、貴重な経験が出来ました。


 私はその他にもいつか行きたいと思っていた場所へ実際に行きました。イギリス・ロンドンのチェルシーフラワーショーに行き、イタリアのヴェネチアカーニバルで仮装をし、フランスのソー村でラベンダー畑を見ました。そうして、やろうと思えば出来るんだということを学びました。


<フランス>

見渡す限り続くラベンダー畑の中をお散歩しました。いい香りに包まれて幸せな時間でした。


 入念な準備は確かに大切なことです。けれど、とりあえず飛び込んでみる、挑戦してみる、そういうのもいいのではないかと思います。この文を読んでいる方の中には、留学を考えている方もいるかもしれません。留学は大きな決断です。不安も大きいと思います。ですが、悩んでいる人は挑戦してみてください。そこで得られるものはきっと大きいはずです。






 共立女子大学はジュネーブ大学と交換留学の協定を結んでいます。S.K.さんの報告にあるように、文芸学部の学生は大学での制度を積極的に利用して、行動力を発揮させながら、語学力を向上させ、広い視野を身につけています。

 また、文芸学部では留学から帰国した学生に対して、留学先の大学で修得した単位認定を行っています。

 本学では学習する言語を母語とする学生同士で交換授業のコーディネート、サポートを行い、留学を後押ししています。大学と大学院で受け入れているフランス語圏の留学生と共立生は、積極的に交流を行い、共に学生生活を楽しんでいます。



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