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Department of Language and Literature

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更新日:2025年08月08日

授業紹介

【短大・文科】「日本文化・表現ゼミナール」では新書読書会・発表会を実施しました


日本文化・表現コース1年生の正課「日本文化・表現ゼミナール」(菅生ゼミ)では6月13日、「新書読書会・発表会」を実施しました。

これは、「大学生として新書に親しむ」ことを目的とし、初年次リテラシー教育の一環として前期に行う恒例の活動です。

グループの全員が同じ本を読むのではなく、グループでテーマを決め、テーマに関連した異なる新書を読み内容を報告し合うという点で、ユニークな企画です。

ゼミ生15名は4つのグループに分かれ、グループ内で話し合って決めた「方言」「日本語」「現代の若者」「メディア」のテーマのもと

グループ内読書会および発表会に向けた活動を4週間かけて行いました。

図書館で新書を選ぶところからはじめ、毎週、読んだところまでの読後感を報告し、話し合うという活動の後、発表会に向けてパワーポイントの発表資料を作成しました。

発表会では内容と所感を共有し、質疑応答も行って、クラス全体で各グループのテーマについて理解を深めることができました。

学生が選択した新書は以下の通りです。

【方言】

篠崎晃一(2021)『それいけ!方言探偵団』平凡社新書

田中ゆかり(2016)『方言萌え⁉ ヴァーチャル方言を読み解く』岩波ジュニア新書

田中ゆかり(2024)『「方言コスプレ」の時代 ニセ関西弁から龍馬語まで』岩波現代文庫

松本修(2022)『言葉の集圏分布考』インターナショナル新書

【現代の若者】

鈴木弘輝(2012)『生きる希望を忘れた若者たち』講談社現代新書

原田曜平(2010)『近頃の若者はなぜダメなのか-携帯世代と「新村社会」』光文社新書

廣末登(2023)『闇バイト:凶悪化する若者のリアル』祥伝社新書

山田昌弘(2023)『「今どきの若者」のリアル』PHP新書

【日本語】

小野正弘(2009)『オノマトペがあるから日本語は楽しい : 擬音語・擬態語の豊かな世界』

平凡社新書

椎名美智(2022)『「させていただく」の使い方: 日本語と敬語のゆくえ』角川新書

中村桃子(2021)『「自分らしさ」と日本語』ちくまプリマー新書

山田敏弘(2014)『あの歌詞は、なぜ心に残るのか : Jポップの日本語力』祥伝社新書

【メディア】

加藤昌夫(2012)『テレビの日本語』岩波新書

鈴木敏夫(2023)『スタジオジブリ物語』集英社新書

橋元良明(2011)『メディアと日本人―変わりゆく日常』岩波新書

目白大学社会学部メディア表現学科 (編)(2014)『メディアと表現:情報社会を生きるた

めのリテラシー』学文社


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