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更新日:2025年12月18日

留学・海外研修

危機管理オリエンテーションを実施しました

 

 

危機管理オリエンテーションを実施しました

 

長期留学や春季海外研修などに参加を予定している学生を対象に、海外渡航中の安全確保と、充実した海外生活の実現を目的として、2025年12月11日(木)に「危機管理オリエンテーション」を実施しました。

 

前半の講義では、講師による危機管理に関する解説があり、
学生たちは真剣に耳を傾けていました。

海外渡航における危機管理意識の向上

オリエンテーションでは、海外での安心・安全な留学生活を過ごすために不可欠な、危機管理に対する意識と適切な対応能力を、学生が渡航前から身に着けるために重要な内容が盛り込まれていました。講師には、海外渡航における安全対策に関する豊富な知見を持つ、特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会より上野 明彦様をお招きしました。

渡航前後の具体的な準備と心構え

オリエンテーションは、まず危機管理の基本的な考え方についての講義から始まりました。講義では、現地でのトラブルを未然に防ぐための心構えや、渡航前にできる具体的な準備について重点的に解説が行われました。特に、日本でアレルギー検査をしておくことや、体調に心配がある場合は事前に病院にかかっておくことなど、学生が渡航前から取り組むべき準備の重要性が強調されました。

実践的なグループワーク

講義の後には、学生同士によるグループワークが実施されました。ここでは、「海外のカフェで友人が体調不良になったらどうするか」「搭乗予定の航空便が欠航になったらどうするか」など、学生が実際に遭遇する可能性のある具体的なトラブルを想定したシミュレーションが行われました。参加した学生たちは、和気あいあいとした雰囲気の中で熱心に意見交換を行い、実践的な対応方法を考えられる機会になったようです。講師からは、トラブルに遭ってしまった際には、決して一人で対応しようとせず、友人や留学先の関係者などに適切に協力を求めることの重要性も改めて説かれました。


 

後半のグループワークでは、具体的な事例に関して、
学生同士で活発な意見交換が行われていました。

参加者の声

参加者の学生のアンケートの回答からは「実際に渡航する前に準備すべきことがたくさんあると自覚しました」という声が多く寄せられ、学生にとって有意義な時間になったようでした。国際交流センターでは、今後も、学生が安全で実りある海外経験を送れるよう、危機管理体制の一層の強化に努めてまいります。