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更新日:2021年11月11日

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【社会連携】文芸学部・生活科学科・文科 ×(株)松栄堂 産学連携授業 講演&学生発表会 実施レポート

文芸学部・生活科学科・文科 ×(株)松栄堂 産学連携授業 講演&学生発表会 実施レポート

10月28日(木)に、2021年度共立女子大学・共立女子短期大学 地域連携プロジェクト「日本の古典文学と香りから考える持続可能な社会」のテーマのもと、前半に(株)松栄堂 代表取締役社長 畑 正高氏の講演、後半に学生有志による研究発表が行われました。

畑正高氏の講演は、7月8日(木)に「古典文学と香文化」というテーマで行われており、今回2度目となります。

今回は「源氏香とその周辺」について話をしていただきました。

▶2021年7月8日(木)実施の様子はコチラ(本学HP)

 

前回の講演の際の学生アンケートのフィードバックを含め、日本の香(こう)の歴史についてふりかえりつつ、源氏物語に代表される王朝人の世界にあこがれた人々が平安時代以降(鎌倉・室町~江戸)も、その時代時代に合わせた工夫をして楽しむ様が、香という文化のむこうにうかがえるということをわかりやすくお話ししていただきました。

例えば、組香箱の嫁入り道具としての六つの箱が「桐壺」「帚木」「若紫」「紅葉賀」「花宴」「葵」の図案が描かれていること、源氏香の文様がデザインとしてお菓子や料亭など様々な場所でモチーフとして使われていることなど、古典文学が現代に息づいていることを実感できる内容でした。

(株)松栄堂 代表取締役社長  畑 正高氏より講演の様子

 

後半の学生発表は

「香りと人物の結びつきー源氏物語から」(文芸学部)

「現代のお香文化」(文科)

「くらしに、もっと豊かさをー女子学生が考える、お香の新しい提案」(生活科学科)

という、それぞれの学部や科、学年でのこれまでの学びや関心を生かした、バラエティにとんだ発表となりました。

実際に「香」をくゆらせたり、良い香りに包まれながら、「対面」という場ならではの会になり、盛況のうちに終わりました。

文芸学部発表「香りと人物の結びつきー源氏物語から」の様子

文科発表「現代のお香文化」の様子

生活科学科発表「くらしに、もっと豊かさをー女子学生が考える、お香の新しい提案」の様子

対象科目・学生(すべて通年科目)

文芸学部  岡田ひろみ教授:日本文学演習ⅡB 
文科    咲本英恵専任講師:文学とことばのセミナーⅠ

生活科学科 渡辺明日香教授:卒業研究・卒業制作、卒業ゼミナール

 

共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター

メール          renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp

公式Twitter https://twitter.com/kyoritsu_wu_s