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更新日:2021年07月14日

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【社会連携】(株)松栄堂 × 共立女子大学・共立女子短期大学連携「古典文学と香文化」をテーマに、文芸学部・生活科学科・文科 合同授業開催

(株)松栄堂 × 共立女子大学・共立女子短期大学連携「古典文学と香文化」をテーマに、文芸学部・生活科学科・文科 合同授業開催

共立女子大学・共立女子短期大学と株式会社松栄堂(本社 京都府京都市)は、産学連携に関する連携協定を2021年3月に締結しました。

それを受けて、7月8日(木)にお香の製造販売をする(株)松栄堂 本社(京都)より畑 正高社長が来訪、

文芸学部・生活科学科・文科の合同授業を開催しました。

 

対象科目・学生(すべて通年科目)

文芸学部  岡田ひろみ教授:日本文学演習ⅡB  19名
生活科学科 渡辺明日香教授:卒業研究・卒業制作、卒業ゼミナール 16名
文科    咲本英恵専任講師:文学とことばのセミナーⅠ 11名

 

当日は、「古典文学と香文化」をテーマに、畑社長より講話後、
松栄堂より持参いただいたお香や原料を基に、
参加学生約50名が、平安時代の王朝の薫物を再現した香りや塗香など、香りの体験もいたしました。

 

『源氏物語』に描かれる光源氏と蛍兵部卿宮の薫物(たきもの)合わせの場面でも、様々な香が登場し気になっていたという学生も多く、

「今回、実際に体感し、より当時の物語を身近に感じられるようになった」という感想などが寄せられました。

直接経験した事がなく、画像で見たり知識で物事を認識しがちである中、香文化の疑似体験によりあらたな価値観を得られる機会にもなったようです。香りの生活文化から、日本文学や日本文化史をも考える貴重なひとときを過ごしました。


<今後の予定>
今回の授業体験をふまえた上で、学生は夏休みの間、文学と「香」や香文化について調査。

夏休み明け、チームごとに発表。

後期に、第2回(株)松栄堂×共立女子大学・共立女子短期大学連携 文芸学部 生活科学科 文科 合同授業を実施。
源氏物語の香の講話及び、チームごとに学生の発表を行い、(株)松栄堂より講評をいただく予定です。

 

共立女子大学・共立女子短期大学 社会連携センター

メール          renkei.gr@kyoritsu-wu.ac.jp

公式Twitter https://twitter.com/kyoritsu_wu_s

(株)松栄堂 畑正高社長より講義の様子

 

様々な形のお香や原料に触れる

 

塗香(身を浄めるために用いる粉末のお香)を手に塗る様子