国際学部

Faculty of International Studies

ニュース一覧へ戻る

国際学部ニュース詳細

更新日:2024年06月11日

学生の活動

【国際学部】留学体験記「3ヶ月間のマルタ留学」

3ヶ月間のマルタ留学

K.I.さん(現4年生) 

留学先:マルタ大学付属語学学校(マルタ共和国)

留学期間:2023/09/21~2024/03/31

 

①留学までの準備(留学先選びなど)

 元々ヨーロッパの街並みや雰囲気がとても好きで、留学に行くことを決意したときに、英語圏の国をヨーロッパから探したときにマルタ共和国が出てきました。そこでマルタについて調べてみると、日本人も少なく、他国のヨーロッパ英語圏に比べると治安がいいことからマルタ共和国に決めました。また、ヨーロッパのリゾート地でいろんな国の人たちと関われたり、小さな国なので、英語を学ぶだけでなく、様々なところに足を運ぶことができ、3ヵ月の留学を充実させることができると思った点からもマルタ共和国に留学を決めました。

 

セントジュリアンから見た海の景色
学校のマークとクリスマスツリー

 

②留学先での語学授業、とくに印象に残ったこと、力を入れたこと

 学校には、近隣国のイタリアやフランスなどの留学生がいたり、韓国や中国など様々な国の留学生がいました。

 授業は90分の授業が2コマ、60分の授業が1コマの計3コマの授業でした。そのうち1、2コマ目は、教科書を使ったリーディング・ライティング・リスニングの授業でした。この授業では、教科書を使用しながら長文の問題を解いたり、単語を学んだり、文法を教わったりしました。リスニングの問題では、生徒が歩き回りながら解答の確認をしたりと自然とスピーキングの練習を交えながらの授業の進め方でした。最後の3コマ目は、スピーキングの授業で、常にグループになってその日のお題について話し合ったり、ゲームをしながら、お互いの国の有名な場所の紹介であったり、将来の住みたい家について話し合うなど、教科書を使わずの1時間の授業でした。

 私が特に印象に残っていることは、Conditionalsの文法を習ったときが印象に残っています。クラスのみんなが理解していないときに先生がみんなが理解しやすいように実際に図を書いて説明をしてくれたり、Kahootというゲームを使いながらみんながどれくらい理解をしているか確認をしてくれたり、問題をたくさん出してくれたことがとても印象に残っています。

 また、私が留学先で力を入れたことは、ジェンダーステレオタイプの作文の宿題が出された時のことです。作文で使う単語が難しかったり、自分の表現したいことを上手く表現できるように書くのはとても大変でしたが、ホストファミリーにも手伝ってもらいながら先生に褒められる作文を作ることができました。この他にも2、3回作文の宿題が出たことがありました。その時は、様々な文法や単語を使いながら自分なりに上手くまとめられるようにしていました。そのため、宿題などで出た作文にとても力を入れました。

 

チョコレートフェスティバルの街の様子
チョコレートフェスティバルで並んでいたチョコのお菓子たち

 

③授業以外、仲間やホストファミリーなどとの思い出

 授業以外では、マルタの観光地にたくさん行きました。マルタ共和国は、東京23区の半分の大きさなので、3ヵ月で十分に楽しむことができ、ほぼ国を1周しました。さらに、マルタの首都ヴァレッタは世界遺産にもなっています。ヴァレッタには、おいしいレストランがたくさんあったり、お土産屋さんがたくさんあったりとたくさんの人が集まっていて、よく放課後に友達と遊びに行っていました。また、夕日がキレイだったり、海がとてもキレイで感動しました。とにかく、建物がとてもきれいで本当に感動しました。また、街の人たちもとても優しく、わからないことがあり尋ねた際には優しく教えてくれたり、フレンドリーな方たちが多くとても過ごしやすい国でした。料理もとてもおいしく、食事には全く困りませんでした。

 ホストファミリーとは、家に小さい子がいたので一緒に家でおいかけっこをして遊んだり、粘土をして遊んだりして家の中でも楽しむことができました。また、ホストマザーが英語の先生だったということもあり、色々なことが聞きやすい環境でもありました。3ヵ月という短い間でしたが、とても素敵な思い出を作ることができました。

 

ヴァレッタでみられる大砲
ゴゾ島の帰りに見た夕日
散歩している時に見つけた路地

 

ポパイ村
ビーチに行く途中に見つけたブランコ
ドーム型の教会モスタドーム
għli mimliというマルタ料理

 

④留学の成果を帰国後どのように生かしているか、活かしたいか

 私は、留学した成果をアルバイトで活かしています。私のアルバイト先は、たくさんの海外のお客様が来るので、その際には必ず英語で対応しています。お客様からの質問やお客様の困っていることにも英語で対応しています。また、他のスタッフが海外のお客様の対応で困っている際は、私が助けにいくこともあります。さらにこれからは、私は、観光業界に就職が決まっているので、観光地などに行ったときに、海外の観光客にも道などを聞かれると思うので、そのような場面でも活かせたらいいなと思っています。

 

ヴァレッタの夜景