国際学部

Faculty of International Studies

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更新日:2023年12月26日

学生の活動

【国際学部】留学体験記「多文化社会のカナダで多くの経験と出会い」

多文化社会のカナダで多くの経験と出会い

M.S.さん(現2年生) 

留学先:トロント大学(カナダ)

留学期間:2023/04/01~2023/09/20

 

①留学までの準備(留学先選びなど)

 私は高校の時から、長期留学して日本の普段の生活では体験できないようなことをしたい、異文化を学びたい、視野を広げたいと思いがあり、留学を決めました。
 留学先の決め手は、1年生の授業でカナダは多国籍文化であり、特にトロントという都市は幅広い多くの国籍の人々が滞在していると知り、興味を持ったので、カナダのトロント大学のEnglish Language Program を選びました。語学面では、共立女子大学で実施されているTOEIC IPテストで留学前の自分のスコアを知っておきました。また現地では、もちろん全て英語の授業を受けて英語で生活するので、留学前には文法を復習し、単語の知識を増やしておくことが大切だと思います。

 

②留学先での語学授業、とくに印象に残ったこと、力を入れたこと

 現地の学校生活は平日の午前中に授業があり、午後は自由参加のアクティビティがありました。クラスメイトは日本人以外に韓国、中国、コロンビア、イランなど様々な国の学生や社会人の方がいました。どの授業もディスカッションがメインで、受け身ではない参加型の授業で、英語を話す機会が多くて良かったです。授業の課題で街中の人にインタビューをすることがあり、英語力が試されました。授業でフォーマルな話し方や質問内容をしっかりと確認してくれるので、インプットとアウトプットが出来て、とても良い取組みでした。また、すべてパソコンやタブレットで授業資料を見ることができ、とても便利でした。

 そして毎月、自由なテーマでグループワークを行いました。グループで動画を撮ってVlogや架空のニュース番組などを作ったりトロントについてプレゼンをしたり様々なことをしました。これは話し合いから動画撮影もすべて英語で話さなくてはならないので、自分の意見を伝えたり、グループメンバー全員の意見を聞いてひとつに決めることが最初は難しかったですが、徐々に話せるようになり、クラスメイトともより仲を深めながら完成させることができました。放課後にあるアクティビティでは、現地の大学生と有名な場所やフェスティバルに一緒に参加しました。私は会話を上達させるために、授業や放課後もとにかく自分から話しかけて遊びに誘ってみたり、反対に何かに誘われたら行ってみて、とにかく積極的行動し挑戦することを常に意識していました。

 

トロント大学の学生と放課後アクティビティにて
クラスメイトとトロントアイランド

 

③授業以外、仲間やホストファミリーなどとの思い出

 私は半年間、同じホームステイ先に滞在しました。フィリピン人の3人家族と3人のルームメイトと過ごしました。ホストマザーはとても優しく、放課後ウォーキングしながら会話をしたり、週末に親戚や友人とパーティーが行われると自由に参加させてくれました。そこでフィリピンの料理や、家族を大切にする文化を知ることができました。またトロントの夏は毎週のようにフェスティバルが開催され、国や地域ごとの伝統的な音楽や踊り、食べ物など体験しました。これこそ多国籍文化ならではの体験でした。トロントには世界の様々な国のレストランがあり、クラスメイトと一緒に食事すると、その国の正しい食べ方やテーブルマナーを教えてくれるので、とてもよい経験となりました。また、1週間の長期休みがあり、その間に学校の友達とアメリカのニューヨークやフランス圏のケベックシティなどに旅行に行きました。やはり海外はトラブルがつきもので、私は何度も辛い目に逢いましたが、それを乗り越えたからこそ成長でき、自分に自信が着いたと思います。

 

ナイアガラの滝
Canada‘s Wonderland

 

④留学の成果を帰国後どのように生かしているか、活かしたいか

 この留学で、失敗を恐れず挑戦することの大切さを学びました。日本でも様々なことに挑み、経験し知識を増やしたいと思います。また留学先でアジア人と話す機会が多く、アジア文化について興味を持ちました。そのため、卒論のテーマをアジア文化に関連したものにしたいと考え、帰国後はアジアについて学んでいます。そして私は英語を活かした仕事がしたいと思っているので、TOEICで良い点数を出せるように、英語の勉強を続けようと思います。