国際学部

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更新日:2023年08月01日

学生の活動

【国際学部】学生広報委員による基礎ゼミナール講演会レポート

 皆さん、こんにちは。国際学部学生広報委員会の本多梨沙江と山田莉穂です。今回は、私たちが参加させていただいた基礎ゼミナール講演会(1年次対象)についてレポートをします。国際学部では、学部独自の取り組みとして、新入生の学修上の参考になるように、毎年、基礎ゼミナールの授業内で講演会を開催しています。

 

 2023年6月29日、本学の卒業生である、粟野友絵さん、Bさん(匿名希望)、明石美都里さん、和井田清香さんをお招きし、「大学で学ぶということは」をテーマに講演会が行われました。

 

 

 初めに、2015年に本学をご卒業された粟野さんのお話から伺いました。

粟野さんは2017年に共立女子大学院国際学研究科を卒業し、その後中国人民大学の博士後期課程に入学されました。

在学中に中国人民大学に留学された経験を踏まえて、私たちに留学することの意味を伝えてくださいました。その中でも、「語学力を身につけることも重要だけど、現地の人と交わり現地でしか手に入らない情報を仕入れ、何か行動を起こし、やり遂げるということが留学のポイント」という言葉が印象的でした。また、「コンプレックスを抱え、日本で窮屈な経験をしたことがあったけれど、それは留学したことで解消された」と語る粟野さんは、「大学4年間で一度外の世界へ出ることは、女性にとって好ましい経験だと強く思います。」とおっしゃっていました。

 

 

 

 次にお話を伺ったのは、2018年にご卒業されたBさん(匿名希望)です。
Bさんは、在学中にスイスのジュネーブ大学へ留学し、大学卒業後スイスの大学院に入学されました。
交換留学生としてジュネーブ大学に留学した時の経験談や、海外の大学院に進学して得られたことについてお話してくださいました。就職活動の話では、大学院の時にビジネスコンテストに参加し、そこで優勝した経験が就職活動の話の種になったとおっしゃっていました。その中での「一つでもいいから経験や成果を作って話の種になるようなものをつくってほしい」という言葉はとても印象的でした。お話の最後には「何か在学中にやってみたいことを見つけて、実現に向けて努力することで将来につながる」と伝えてくださいました。

 

 

 

 次にお話を伺ったのは、2017年に共立女子大学を卒業された明石さんです。

明石さんは在学中に4か国語を学んだほか、ゴルフ部を創設し、合唱部のピアノ伴奏に参加するなど、学業以外でもご活躍されました。

本学で開かれている就職講座やSPI講座、英会話講座に参加した経験が今の仕事に繋がっていることから、「学内で利用できるものは全て利用してください」とおっしゃっていました。また、大学4年間でやりたいことは全てやるべきだとおっしゃっており、その中での「時間は作るものであり、時間がないという理由で諦めるのはもったいない」という言葉はとても印象的でした。仕事での経験から、学生のうちにさまざまな人と交流を持ち、コミュニケーションをとることの大切さを教えてくださいました。

 

 

 

 最後にお話を伺ったのは2019年に共立女子大学をご卒業された和井田さんです。

和井田さんは、在学中にアメリカのセントラルワシントン大学へ留学し、卒業後は複数の企業でお仕事をされてきました。

留学の経験から、語学以外で得たものは海外の友達であり、友達と交流することで客観的な視点で日本を見ることができたとおっしゃっていました。また、英語のテキストは音声を聞きながら実際に口に出して読む、授業中はノートを英語でとる、といった学生時代に行なっていた勉強方法も紹介してくださいました。就職活動時の経験から「目標がある人とない人とでは4年間が変わってくる」という言葉はとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 卒業生の方々の話を聞いて、大学4年間で自分がやりたいことを見つけ、それを実現していくことの大切さを実感しました。また、私たちは留学に行きたいと考えていたため、勉強方法や留学で得たこと、実際の現地について知ることができてとても参考になりました。

 

 

 

国際学部学生広報委員 本多梨沙江、山田莉穂