国際学部

Faculty of International Studies

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更新日:2021年03月22日

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【国際学部】木戸雅子教授・神田千冬教授のご退職セレモニーを行いました。

【国際学部】木戸雅子教授・神田千冬教授のご退職セレモニーを行いました。

 今月末をもって、二人の先生が国際学部を去ることになります。新型コロナウイルス感染症対策の観点から、送別会は実施できませんでしたが、3月16日の学位授与式のあと、ご退職セレモニーを実施しました。学部長・西山先生からのメッセージのあと、学部より、花束・寄せ書き・記念品が贈られました。

木戸雅子教授(写真右)と神田千冬教授(写真左)

※撮影時のみマスクを外しています。


木戸雅子教授

 1988年に文芸学部教員としてご着任され、1990年国際文化学部(現:国際学部)に移籍以降、33年間ご研究と学生指導にご尽力されました。

専門分野は、西洋美術史・ビザンティン美術史で、論文や教科書などのご執筆だけでなく、現代ギリシャ語辞典の編纂にも携わられています。

2007年から2013年にかけて行われたギリシャ・サラミナ島のファネロメニ修道院聖堂の壁画修復事業に携わられ、2013年、ヤニス・ツァバリス・サラミナ市長からサラミナ市名誉市民の称号が授与されました。

学内では、総合文化研究所所長を学部を超えて研究交流を行う総文研フォーラムを起ち上げられたほか、ギリシャへの研修旅行における引率を担当されました。


神田千冬教授

 国際文化学部(現:国際学部)創立の1990年にご着任されて以来、31年間国際学部の学部の発展にご尽力されました。

専門分野は、中国語学・日中言語比較研究で、学術論文のみならず、中国語学習者向けの学習ハンドブックなどの執筆をされています。

学内では、中国語教育の取りまとめをされ学部の中国語教育の充実・発展にご尽力くださり、学生相談室運営委員会のご担当として、声を上げられない学生に代わって声を上げ、弱い立場の学生の味方となられていました。



 お二人が国際学部を去られるのは大変残念ですが(神田千冬教授は、来年度も引き続き非常勤として演習科目を一部ご担当されます)、新たな活動の場でのご活躍と、何よりもご健康を願っております。