国際学部

Faculty of International Studies

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更新日:2020年01月20日

学生の活動

留学体験記「全てが人生の糧、中国留学!」

全てが人生の糧、中国留学!

M.I.さん(現3年生)

留学先:広東外語外資大学(中国)

留学期間:2019/04/01~2019/09/20


①留学までの準備

 私はもともと語学を学ぶことが好きで、この中国留学を経験する以前にニュージーランドとマルタ共和国に英語の短期留学経験がありました。高校生の時から、大学では英語の他にもう一言語習得することを目標としていたので、入学後から語学を積極的に勉強していました。

 今回留学した广东外语外贸大学(広東外語外貿大学)へは一度2週間の語学研修に参加したことがあり、その時現地での中国語学習の成果を実感できたことから、広州での交換留学に応募することを決意しました。また、日本人の割合が少なく、留学生が多国籍であり、先生の対応が親切で生徒を尊重した授業が展開されていることも、広州を選んだ理由の1つです。

 応募に当たっては、大学でのGPAをできるだけ落とさないようにすることと、自分の中でしっかりとした留学理由と目標を見つけられるといいと思います。私の場合、渡航する前(当時2年生)にHSK3級を取得してから留学しました(到着してすぐHSK4級取得)。ある程度語学力をあげてからの方が留学を楽しめると思います。  その後、留学することが決まってから学生ビザの申請、飛行機の予約、必要な生活用品(主に虫対策品や、常備薬など)を準備しました。共立女子大学から1人目の交換留学生だったので、前例がなく大学の入学手続きなどに苦労しましたが、国際交流室の方や国際助手室の方、李先生などが相談に乗ってくださり、無事に準備を終えることができました。


②留学先での語学授業

 まずは一対一の口頭テストを受験し、クラスが決定します。中国語の授業(中級)は午前(8:30-9:50、10:10-11:30)か午後(13:00-14:20、14:40-16:00)のどちらかになります。月曜日から金曜日までの週5日間です。内容は、综合(総合),口语(スピーキング),听力(リスニング),阅读(リーディング),写作(ライティング)の5つです。

 クラスは約30人ほどで国籍は10カ国以上になります。場所は広州ですが、先生は完全な普通語を教えてくれます。授業は全て中国語で行われ、主に対話形式で進められ、とても楽しく学べます。中国語で自分たちの国のプレゼンをしたり、理想のバレンタインデーについて討論したり、みんな仲が良く、色々な意見が出ます。

 授業中は中国語の授業の他に、私は英語で行われる本科の授業にも参加していたので、とても忙しかったです。本科の授業では、レポート、プレゼンのために放課後や夜の時間も費やさなければならなかったので、中国語の授業との両立がとても大変でした。ただ、中国語だけを学びに行くのであれば半日しか授業がないのでかなり時間はあると思います。




本科クラスでのイタリアからの交換留学生と先生
中国語のクラス


③授業以外

 私は平日基本的にたくさん授業と課題があったので、放課後大学の周りのカフェで友達と勉強したり、課題をこなしたり、運動したりして過ごしていました。週に1、2回は中国人のバレーボールチームに参加させてもらったり、大学内のジムも利用していました。5月ごろからは自炊を始め国籍4カ国6人で毎日自炊していました。毎日違う国の手料理が食べれるのと、違う料理法など見ることができて興味深かったです。

 週末や祝日は中国の観光地に行ったり、大学のアクティビティに参加したりしていました。7月からは完全に夏休みだったので、香港、マカオ、中国の観光地などを友達と旅行してから帰国しました。中国にいる間たくさんの外国人と毎日交流していました。毎日、中国語と英語を使うので最初は頭が混乱しましたが、充実した生活を送ることができました。




中国のショッピングモール内のスケートリンクで
大学裏の白云山でハイキング


④留学の成果をどのように活かしたいか

 私は留学中、中国語と英語の語学力の向上はもちろんですが、交友の輪を広げることにより、人として成長できたように思います。様々な国の年齢の異なる色々な人たちと交流できたので、以前よりも社交的になり順応性が身につきました。今後は語学力を維持するため、自ら中国語と英語を使う環境を作ることを大切にしつつ、自分は留学の成果を活かして社会に貢献できるかを考え、まずは就職に繋げられたら幸いです。