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国際学部

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更新日:2017年02月03日

【国際学部】JICAボランティアセミナーに学生集まる!!!

 国際学部では、平成29年1月26日(木)5限に206教室で、「JICAボランティアセミナー 〜わたしたちにできることは必ずある@共立女子大学〜」を開催しました。独立行政法人 国際協力機構(JICA: Japan International Cooperation Agency)のご協力を頂戴し、講師には青年海外協力協会の立脇慧一氏(元ラオス派遣の協力隊員)と、2年間のボリヴィア派遣を経て昨年10月に帰国したばかりの吉田蒔絵氏を迎えて、JICAの海外ボランティア事業についてお話しいただきました。後期試験の真最中でしたが、学生の関心は高く、他学部からも合わせ80名ほどの参加がありました。



 立脇氏からは、JICAの発展途上国でのボランティア事業の目的、50年以上の歴史、5万人を超える参加者数、派遣先の国々、様々な活動内容など概要説明があり、続いて申込み・選考・事前訓練等の派遣までのプロセスや、派遣中の待遇、従事する活動、支援体制などについて、詳細が語られました。青年海外協力隊員の場合、応募時に求められる英語運用能力は英検3級(TOEIC 360点)ほどで、派遣の間は生活費とは別に国内手当が支給され、帰国後の就職支援もしていることが強調されました。また、これまでに共立女子大卒業生が26名も世界中に派遣され、現在3名がグアテマラ、ブータン、スリランカで活躍中との情報提供に、教室にはどよめきが起こりました。



 その後に吉田氏が、ボリヴィア・コチャバンバでの2年間の充実した体験を披露してくれました。2週間単位で繰り返される現地事務所での内勤と担当地区・村々での支援活動は、標高3000m超、ジャガイモばかりの生活を強いられつつ、ハードながらも実り豊かなもので、識字教育、学用品援助、食料安全、保健衛生の向上、女性の自立支援、環境保護の啓発活動等々のコミュニティ開発の仕事や日本文化の紹介などに従事されていたとか。スライドに映し出されたウユニ塩湖は実に神秘的で、隊員仲間や世界各地からのボランティアやNGO職員と共に苦労を分かち合い、現地の人々と和気藹々と語らい仕事をし、祭でモラレス大統領とも踊ったという吉田氏の姿を、学生たちは食い入るように見つめていました。

 申し込みの動機、必要な語学力、健康状態、現地での衛生環境などについて学生たちは尋ねていましたが、吉田氏は、都内の女子大英文科出身で、「在学中から国際交流活動に積極的に参加していた。7ヶ月の米国留学を終了し帰国したら、就活に出遅れていた」「必要なスペイン語は、JICAの70日間の事前研修でみっちり鍛えられ、その後現地でのコミュニケーションで身につけていった」「高山病や他の深刻な病気にはならなかった」「隊員用の住居はほぼ日本と同様の設備で、問題はなかった」と回答されていて、元々外国人とのコミュニケーションを楽しみ、共に働くことや異国での暮らしに前向きな姿勢が印象的でした。



 また、吉田氏が大学卒業後に一般企業に就職せず協力隊員になったこと、今年の秋にはイギリスの大学院に国際開発(International Development)を学ぶため進学する予定であることを聞いて、学生たちは自分達の持っていたイメージとは異なるキャリアパスに新鮮さと戸惑いを覚えたようです。セミナー終了後に寄せられた感想には、「とても興味関心を抱いた」「私も行きたい、役に立ちたい」「海外ボランティアに挑戦したい」「意外に外国語はしっかりJICAが訓練してくれるのがわかった」「手当が充実している」が多かった一方、「でも周囲に(家族に)どう理解して貰えばよいのか」という率直な感想を口にする学生もいました。

 近年では雇用形態の変化もあり、職業を選ぶことには一層の主体性が求められるようになっています。これは、未来像を描きにくくし、不安を与えるかもしれませんが、同時に選択の幅が広がっているチャンスともいえます。このセミナーでの学びが、新しい時代の働き方について考えを深め、そして行動するきっかけになればと願っています。

 「一歩踏み出す勇気を!」


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