Faculty of International Studies
更新日:2019年09月24日
留学体験記「ダブリンでの半年間」
M.S.さん(現3年生)
留学先:ダブリンシティ大学(アイルランド)
留学期間:2018/9/21~2019/3/31
1)ダブリンシティ大学に留学を決めたきっかけ
私は将来日本文化をより世界に広めたいと考えていて、英語は必須だと思い語学力の向上を目標として留学しました。アイルランドを選んだ理由は2点あります。1点目はイギリス英語、ヨーロッパ圏に強い興味があり、イギリス英語圏であり、かつ費用がイギリスよりも安かったためです。2点目はアイルランドの中でもダブリンシティ大学には日本語・日本文化専攻があり日本に興味のある学生と交流が持てることが決め手となりました。
2)留学先での授業
24週間以上留学する場合はIELTSという資格試験を受験しなければならなかったので、私は一般英語を学ぶGeneral Englishコース とIELTS対策を行うコース、2つのコースを取りました。事前にクラス分けテストを受けて自分のレベルにあったクラスで始めることができたのですが、留学当初はクラスメートのレベルの高さに圧倒され、授業にもついていくことが大変で予習復習に追われました。特にリーディングはわからない単語が多いうえに読むスピードが遅かったため、授業内で問題を解くことが厳しく、教科書の予習が必須でした。1か月が過ぎたころからは授業にも慣れ予習なしでも内容を理解することができ楽しく受けることができました。年明けからIELTSコースに移ったのですが、general English とは比べ物にならないくらい大変でした。
なかでもライティング・スピーキングは政治や国際問題などのトピックも含まれていて、知識や意見、解決策を問われたので難しかったです。自分では英語力が上がったと実感することがなかったのですが、IELTSコースが終わりgeneralコースに戻る際に上のレベルのクラスに上がれたことで実感することができました。
3)授業以外の過ごし方
英語を話す機会・交友関係を広げるために大学のサークルに所属しました。共通の趣味を持った学生たちが集まるので、すぐに打ち解けることができました。私以外の学生は現地の学生だったので最初のうちはスムーズにコミュニケーションが取れなかったことも多々ありました。その時は仲良くなった友達が簡単な英語にして伝えてくれたり、少し日本語を交えて教えてくれたりとサポートをしてくれました。なかには日本語専攻の学生もいて、日本語の課題を手伝うという不思議な経験もしました。サークルのメンバーと旅行やご飯を食べに行き楽しい時間を過ごすことができました。サークルのほかにも大学が主催するイベントや同じ目的(英語を話す機会がほしい)を持った人たちが集まるコミュニティに参加することで英語を話す環境を作りました。
4)今後どのように過ごしていくか
帰国してからは新しくアルバイトをはじめ、英語を使う環境に身を置いています。ただ、英語を話す頻度は圧倒的に減ってしまっているので、英会話教室などに通い、話す機会を作りたいと考えています。様々な国籍の人と触れ合ったことで、異文化理解のすばらしさ、難しさを肌で感じること同時に日本という国を客観視することもできました。また、将来英語に触れながら仕事がしたいという気持ちがより一層強くなったので、これからも努力をしていきたいです。
クラスの友達と教会へ
サークルで旅行へ