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更新日:2019年07月09日

留学体験記「自分の力が試されたカルガリーの日々」

自分の力が試されたカルガリーの日々

M.S.さん(現3年生)

留学先:カルガリー大学(カナダ)

留学期間:2018/9/21~2019/3/31


カナディアンロッキー


 私は今回カナダ西部のアルバータ州のカルガリー大学に留学しました。最初に三日間は、時間をかけてクラス分けテストが行われ、六つのレベルに分けられました。授業はGrammer、Reading&Writing、Speaking&Listeningの三つがあり、私のGrammerの先生が厳しい人で、一週間に教科書100ページとエッセイを宿題として出されることもありました。Reading&Writingでは最初に一冊小説が配られ、みんなで毎週30ページずつ読み進め毎週金曜にグループごとに意見交換をしたり、2週間に一回テーマごとにレポートを書いたりしました。先生が細かいところまで見て添削をしてくれたので全体を通して長文の質が上がりました。Speaking&Listeningは個人的に一番好きな授業でした。積極的に発言することが求められ、先生が出したテーマごとにクラスメイトとグループディスカッションを行ったり、2週間に1回は20~30分ほどのプレゼンテーションを行いました。喋る量が多いので、この授業が終わった後はみんなぐったり疲れていましたが、みんなと関わる機会が多い授業だったのでとても楽しかったです。


クラスでの写真


 授業外では、カルガリー大学のLanguage exchangeのサークルに入り、現地の学生と積極的に交流しました。みんな本当に日本語が上手で、自分も負けていられないなとモチベーションの向上につながりました。私のホストファミリーはとてもアクティブで、ホストシスターは西カナダ3位のフィギュアスケーターで、ホストブラザーはホッケーのセミプロ選手でした。毎週試合などに連れて行ってくれたのでとても楽しかったです。それに行く先々でたくさんのカナダ人に紹介され、英語をしゃべる機会をたくさん作ってくれました。ビールのお祭りに一人で行かされて、酔った勢いでだれか友達を作って英語練習してこい、といったこともありました。おかげで短い期間でとても英語力が上がったし、社交性も身に付きました。


 一番印象的だった出来事は、トロント旅行の帰りにトランクが行方不明になってしまったことです。約1週間後に見つかったのですが、当時は本当に落ち込んで「なんで自分がこんな目に合わなきゃいけないんだ」と絶望していました。ですがホストファミリーや学校の先生、友達がたくさん励ましたりくれたりと協力してくれたので、どうにか持ちこたえることができました。本当にありがたかったです。海外ならではのいい経験だったと思います。


ホストファミリーとホストブラザーのホッケーの試合


 私が今回の留学で一番思ったことは、短い期間でも自分がちゃんと「海外で英語の勉強をする」下準備をきっちりしておき、現地で英語をたくさん使うことができれば、ちゃんと喋れるようになるということです。留学を考えている人は、洋楽を聴いて単語を拾えるようにしておいたり、YouTubeで海外の番組を見たりして、英語を耳に慣れさせることをお勧めします。